先月のことでしたが、年度末の卒業式とかの報告を見聞きして、東大の成績優秀者のことを考えていました(こんなことばっか考えてます、すみません)。
「東京大学 成績優秀者」で検索すると、総長賞の歴代受賞者一覧がトップに出てきます。これ見てるだけで面白い。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400132990.pdf
去年のだと、
・ウガンダにおけるエボラ出血熱対策と水・衛生分野での卓越した国連ボランティア活動
←医学部博士課程だからたぶんそれで論文も書いてるはずだけど学問でなくボランティアで受賞してるのがすごい(しかもこの方、小池穂高と名前めっちゃ似てるし(すみませんごめんなさい))
←これよそで聞いたんですよね、こういう卒論書いた人がいたって。でも卒論だから出版されてなくて読めない
総長賞とか学長賞とかって、卒業式でもらうものだと思ってたんですが、東大は学年は関係ないみたいです。1年生もいるし既卒者まで選ばれてる。
選考区分の「学業」は卒業論文・修士論文・博士論文のいずれかのようです。でも各学部・学科からひとり推薦、という予定調和でもない。上のURLの最新情報は現時点で去年のものですが、今年(令和2年度)の受賞者一覧が別のページにありました。
学業分野で27件の推薦というのは、たぶんほぼ各学部・研究科からひとり以上は推薦されてるんだと思います。でも選考・採択されたのは7件のみ。めっちゃハードル高い。受賞者すごい。
学業部門の受賞者が普通の名前ばっかりなのも地味にすごい。キラキラとは言わんでも東大の頭いい学生さんならもっと珍しい(←失礼)名前がいっぱいいるのかと思ってた。
法学部は他の大学と同じく卒論がないそうなので、学業では近年はほとんどいなくて、一覧の初期の頃に論文題目のない「法学部成績優秀者」として散見される程度です。
これは薪さんと鈴木さんに頑張ってもらわねば、と俄然楽しくなった管理人です。あの天才ふたりはどうせヒマでしょ、法学部の暗記だけのおべんきょうなんて。教養部のときと学部進学後と、2回くらいとってもいいよ総長賞。
ではわたしだけ楽しい総長賞ものがたり、展開させていただきます(めんどくさい脳内設定をやまほど広げますすみません)。
まず大学入ってすぐの1年生の修了時ですが、薪さんはこの時点から2年も前に京都大学大学院生命科学研究科で博士号を取得済みです(公式)。なお同時にプリンストン大学でも理学博士号をとっており(自社設定)、そのときの論文題目は「ニューロンの遠隔伝達スピードと離細胞間の修復・造成過程」です(自社設定)。この論文は2044年の『セル』に掲載されたことになっていますので(自社設定)、それからさらに半年ほどたった1年生のときに、なんか賞をとった、とかいうのはどうでしょう。
※このへんの自社設定:
「『ナショナル ジオグラフィック』日本版 2065年1月号」
科学論文としては受賞に時間がかかりすぎの気もしますけれど、とりあえず総長賞をとらせるための応急措置です。京大に出した論文で受賞してもいいんですが、それっぽいタイトルをいまさら考えるのがめんどくさいので……。
なおプリンストン大学での博士号受賞のときの講演の中身については、こちらでさらっと説明されています:
2年生までの長期休みには薪さんは海外の大学で散々特別講義に呼ばれて行ってますので(自社設定)、2年生はもうこれで決まり。
1年生の夏休みのコロンビア大学:
2年生のGWのUCバークレー:
中身が科学であってつまり所属学部と関係ない講義なので、「学業」なのか「課外活動」なのか微妙です。
法学部進学後は、ここぞとばかりにMRI捜査関連の研究に登場していただきましょう。
ジョン・B・リード大統領殺害事件が2055年で、そのときには少なくともアメリカで(チップを利用した)MRI捜査が完全に実用化しているのと、薪さん自身が東大入学前からすでに脳内映像の取り出し研究に関わっているのとを考えると、法学部時代にはそこらへんはまだ実用化はされてない、利用できそうな感じがする、という進捗状況だったのではないかと思われます。
薪さんはどうせ法学部の暗記の勉強なんてヒマすぎるから(二度言いました)、休みごとに京都とかアメリカとか遠隔とかでひたすら研究してればいい。そしてたぶん鈴木さんもヒマすぎるから、一緒にくっついて飛び回って薪さんを支えればいい。
東海岸に研究発表に行ったついでにNYPD管轄下の事件の初動捜査に巻き込まれて、あんたMRIやってるんだったらついでだから協力してよとか言われて手伝っちゃって、科学捜査の見地から事件解決に寄与してしまって、表彰されるとかどうですか。
4年生になると正直もうどうでもいいかな……ふたりしてダイビングに行って溺れた人を助けて神奈川県警から表彰されるとか、ふたりしてダイビングに行って沈められてる麻薬を発見してしまって福島県警から表彰されるとか、ふたりしてスキーに行って雪崩に巻き込まれても知恵を使って生き延びるんだけどついでに5人くらい掘り起こして助けて岩手県警から表彰されるとか。
総長賞に推薦されてからの採択率が学業で25%、課外活動で33%(令和2年度実績)ですので、いかに薪さんといえど毎年は取り過ぎ、というか「他の学生にもとらせよう」という力学が働くはず。
教養部と学部で1回ずつとって、うちどっちかは総長大賞にします。鈴木さんと一緒に受賞させたいので、個人的好みとして学部3年次のニューヨーク恋物語、じゃなかった、CSI:NY編でとらせたいと思います。
以上、東京大学総長賞のおはなしでした。
鈴薪がジェネシスばりに本格的に事件解決に臨むおはなしとか、読みたいですね。読みたいですよね。よくよく考えたら、鈴木さんが警察官として仕事してる話、ないもんなあ。プロファイルにあったラフ絵みたいに銃を構える鈴木さんが見たい。
そういう展開では青木が出てくる余地がないので(←万が一接点があったとしてもまだお子様だったから)多少不安ではありますが、本誌でお休みのあとはそんなおはなしでもいいかなーと思ったりもして、楽しみにしております。
文字ばかりになったので、fbの思い出機能で流れきた昔のティッシュ猫を。
(ここから、毎度もうしわけない体調の話です)
急な腰痛でまっすぐ立てなくなって1週間、レントゲンでは骨に異常はみられないそうで、我々が大好きなMRI(←別に検査が好きなわけじゃないけど)の結果、椎間板の老化は見られるもののたいした程度ではないそうです。それより別の臓器に怪しい影が見つかって、外科では内臓はわからないからと紹介状とデータをもらって本日、かかりつけの中央病院の別の科、っていうか隣接の科だったけど、へ逆送となりました。問い合わせた翌日にすぐ予約がとれた、さすが田舎。