メロディの電子版、今月は遅かったんですね。
でもやっとアレが手に入るよ……今夜は仕事がはかどるよ!
何人かの方が書いてらっしゃいましたが、マンガParkで『ここはグリーン・ウッド』と『動物のお医者さん』が数日間、全巻無料だったようです。どちらもこのブログで少々言及した作品でした。
グリーン・ウッドの池田光流について語った回:秘密の婚約破棄2
どちらも登場人物の多くが男性、という少女漫画らしからぬ(しかし花ゆめらしい)傑作で、雑誌は買っていなかったので連載は追いかけていませんでしたけれど、単行本はいまだにどっちも持ってる。
『動物のお医者さん』は、さすがに古くなりましたね〜。電顕が安かったり、遺伝子分野の研究が始まったばかりだったり、獣医学部の菱沼さんさえフクちゃん(猫)を避妊手術せず放し飼いにしていたり、解剖実習もあったかな。
※ 北里大学の獣医学部ではしばらく前から、学生の訴えにより、生体解剖がなくなったそうです。
あと菱沼さんが、就職できなさそうだから結婚しようかと考える(そして「結婚すれば就職しなくていいんですよ」と心の天使だったか悪魔だったかに囁かれる)という、今ならクレームさえつきそうな話もあった。当時ですら、菱沼さんがちゃんと就職したことでほっとしたのを覚えています。
以前も書きましたが、「犬を連れて学校に通う」ハムテルの姿に憧れて、高3のときに30分だけ、北大の理3に入ろうかな、と思った 妄想したことがあったのです。
生物を除く科学残り3科目のあまりの出来の悪さ(←つまり偏差値がたりずバカだったということ)に即座に断念しましたが、北大以外にも獣医学部や獣医学科があるということは、世間知らずすぎて思いが至りませんでした。
科学ができないんでは同じことだと思いますけど……。
なお「ワンコ同伴」は、バイト先でも今の職場でもやりましたが、大学はほぼ毎日フツーに連れていってたので、研究室(※ 専攻の部屋がそう呼ばれていた)にわたしのワンコ専用の椅子がありました。学校からバイトに行くときには後輩が面倒を見てくれていましたが、学校からデートに行くときにはワンコ同伴で、ごはん食べるあいだは車で待ってもらっていた。
青木が「無類の動物好き」とプロフィールに書かれるくらいなら、福岡の「第九」でもそれくらいやってほしいと内心ひそかに思っています。でも人生でこれ以上かかえるものが増えると遠恋に支障が出てくる可能性が高いので、捜査協力者のワンコにベロベロなめられるぐらいで許してやろう。
花ゆめといえば。
『なんて素敵にジャパネスク』『おちくぼ』(←この2作品もマンガParkで読めます)の山内直実さんが、引きこもり、もとい外出自粛生活のなぐさみになれば、とお手持ちの古い『花とゆめ』の表紙を、毎日8号ぶんずつアップしてくださっています。はなゆめいとには大変懐かしく、ほんとになぐさみになります。
いまちょうどグリーン・ウッドとチョビの時代なのですが、タイトルロゴに毎回チョビの顔がくっついていて、当時の人気をうかがわせます。
マンガParkはGWとチョビに続いて『天使禁猟区』『赤ちゃんと僕』が無料でしたけれど、このあたり(90年代)はわたしはもう花ゆめを卒業してスピリッツに移動してました。『東京大学物語』が中盤に差し掛かる頃には、もう漫画そのものから離れてたかな。
花ゆめは現在、今年の1号から9号までが、無料公開中です。
<【電子版】「花とゆめ」雑誌無料公開延長のお知らせ>
— 白泉社e-net! (@hakusensha_enet) 2020年5月8日
公開URL https://t.co/KLYjWmUEsR pic.twitter.com/VU5qy1v8At
19日までだそうです。
とらちゃんの初の集中連載は6・7・8号の3回ですので、若い漫画家さんの初々しい作品、よかったら見てあげてください。
「いまの時代の絵柄」ってこれかー!という感想もあります。
表紙はカップルが多いですが、9冊中2冊が男子オンリーなのはさすがです。
シメは猫で。
チーム室長さんズも、ほんっっっといつまでもなかよしだよね。
岡部さん(猫、左端)がハナミズふっとばしてくしゃみしてるので、明日は病院です。