1年ってほんっっと早いですね。
毎年この時期になると日の入りの時刻を確認しますが、今日は16時12分です。当地でもっとも日の入りが早いのは12月2日からの10日間で、時刻は16時11分です。つまりいま現在、もう実質的な冬至です。本物の冬至の夕方には、日の入りはいまよりとっくに遅くなり始めています。大晦日に至ってはいまより11分も遅い。すごい。
この、冬至と日没時間のズレを知って以来、11月の初めくらいにはすでにもうすぐ冬至だ〜という意識が芽生え、それと同時に嬉しさが湧き上がります。予告に伴う喜びみたいなものね。昔は冬至の頃までどよ〜んとしていたものですが、日没がいちばん早い日は12月頭であると知ってから、冬至そのものが怖くなくなってきたよ。知識って偉大だ。
今日明日は仙台に出張なんですが(そしてどうぶつの世話があるのでいちいち帰宅して二日連続新幹線で見事に酔う)、仙台の日没は16時17分とさらに5分遅い。昼から夜までの出張だから5分、昼間を得した気分です。
この「昼間時間」への異常なほどの執着は、やっぱり北に住んでるからなんだろうな。
仙台は紅葉がまだきれいでした。仙台国際センターから青葉城址の根元あたりです。
曇ってたから写真より現地のほうがきれいだった。
このあたりはわたしがまだ仙台に住んでいた20年近く前に、ワンコを連れてよく散歩していたところです。変わったようすも変わっていないようすもあり、懐かしすぎて過呼吸になりました。一緒に歩いた場所は他にもたくさんあったんだけどな。
ここを一緒に歩いたワンコを、ほんとに愛してた。学校にもバイトにもデートにも、どこにでも連れて行った。下ろせないときは車の中で待っててくれました。
学会だのシンポジウムだのがいっぱい開催される場所だし、周辺一帯が公園みたいなところだから、鈴木さんが生きていて本当に仙台管区に配属になっていたら、鈴薪は連れ立って散歩したこともあったでしょう。いやもう紅葉とか枯れ葉とか、ふたり一緒の散歩に似合いすぎてめまいがする。
この大手門櫓の左手側は城下に降りていく下り坂、右手側は城址に登っていく上り坂です。昔、坂の下のほうに、くるみを道に落として車に轢かせて割らせるカラスがいて、普通だと思ってたんですが普通よりかしこいようで、ディスカバリーチャンネルで紹介されているのをたまたま観たことがありました。
地下鉄国際センター駅から東北大学川内キャンパスに上っていく階段。鈴薪が歩いてないのが不思議だった。
今日は忙しくて落ち着いてまとめられないので、妄想を続けていつかしみじみした鈴薪でも書きたいところです。