こんばんは。
大晦日に風邪っぽい症状を呈しはじめた自分、夜あたりから熱が上がって、元旦には39度を極めてしまいました。猫家事のために起き上がってみたらとても体が動かず休日診療にも迷惑をかけに行けず、仕方ねぇ明日だ、と寝たら何故か下がり始めた熱。以降6度台の平熱をキープしていますが、3日になって喉の痛みが生じ始めました。唾どころか、何もしなくても痛い。扁桃炎で腫れてるのがじっとしててもわかる。それで連れ合いからインフルのお墨付きをもらったので今度こそ休日診療に電話したら、90分マジで繋がらない。やっと繋がったと思ったらもうインフルの検査は予約枠が埋まってできない、薬も出せないというので、だったらウイルスと雑菌の嵐である病院に長時間待つために行く必要はあるまい、と寝倒して今に至ります。もう曜日も日付もわからなくなりつつあります。
寝てる間に友人が玄関先に届けてくれた食料(というか水分)で生き延びてます。スープ1カップを休み休み40分かけて食べるとか、体力の低下が著しいですが。今年に入ってまだ固形物を口にしてないよ、のど飴しか。あと今年まだ家から一歩しか出てない。
10年ばかり前に人生で2度目のインフルにかかったとき、体力が回復するのに1か月かかって、歳とってから下手に寝込んだらそのまま死ぬ、と危機感を覚えました。今年もまた回復に1か月かかるのかな、やだな。
なお猫さまたちはわたしが具合悪いのがわかるのか誰も何も要求してこないどころか粗相もせず、いつもより大量の猫さまが一緒に寝てくれて、大変な愛情を感じました。岡部さん(猫)は、わたしがちょっと動き出したらすぐ「毛玉ボール投げて」コールを連発して遊びを要求してきましたが。すまんな、そんな体力ないんだよいまは。普段は家でほとんど座らずずっと立ってるけど、それも無理。
こちらは、わたしが体が痛くなって起き上がったとたん だっこしにきた岡部さん(猫)です。寝っぱなしで電気を絞ってるのでちょっと写真が暗い。
薪さんてすぐ倒れるけどほぼ心因性(?)で、体は意外に頑丈そうですよね。39度の熱があって強がってるとか、岡部さん(にんげん)に気づかれないとか、どうなってんの。絶対頭痛だの関節痛だの併発してるでしょ。
薬で無理やり抑え込んでラリったらちょっと面白いと思ったんですが、「増殖」の痴話喧嘩以上に面白い展開が思いつきませんでした。捜査じゃなかったらどうかな。
薬でラリってるハイパー薪にゃん:
「青木、見ろ」
「ああああ、この羽毛の出どころは……(涙)」
「今日はこのままこれにまみれて寝るぞ」
「なに言ってんですか、あっち行っててください」
しかし猫なので電池が切れたらその場で伸びて寝てしまう。
弱ってる薪にゃん:
「薪さん」
「……ん。んん〜〜」
「しんどいと思いますけど、おかゆ作ってきましたから」
「いらない。食べたくない」
「そうおっしゃらないで。ちょっと胃に入れて、薬飲みましょう」
「じゃあせめてなんか少し味つきにしてこい」
「梅とか卵とか入れましょうか」
「ぴ、ぴーたん??」
在庫がなかったので代わりにまたたびの粉を振った青木。薪にゃんは喜んで完食しました。
頼りになるあいつ:
「鈴木。見舞いに来てくれたのか」
「おお、薪、起きられるのか。てか、あっつ! おまえ熱、何度あるんだよ」
「さっき41度まで上昇した」
「寝てろ」
「世界が回っててまっすぐ歩けない」
「俺がお姫さまだっこで運んでやる。今日ぐらいは抵抗するなよ」
だっこしたとたんぐったりの薪さん。
「水分は摂ってるか? オレンジ絞る? ハチミツレモンのほうがいいか。冷えピタあるだろ。パジャマ替えて、このタオルで顔拭いて、ちょっとすっきりするから。欲しいものあるか」
「ない。うつるからさっさと帰れ」
「お、いいね、早速反抗期に逆戻りか。泊まってくから安心しろ」
特にオチも盛り上がりもなかった。
あけましておめでとうございました。