雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の外国語 フランス語2週目

 

こんにちは。

今日は採血とレントゲンとCT検査やってます。にんげんの病院で。自分でも「これってどの病気の検査だっけ」って混乱してくる。

 

あ、定期検査ですので元気です。そして今日もしつこくラ講の話です。ほんとすみません。まだ新年度の状況に余裕があるので、今のうちに一生懸命おべんきょうして好き放題語ります。

でも昨日久しぶりについったを覗いたら、薪さんのモノローグが感動的なハチミツのおはなし(?)をayaさんが書いてくださってたので、NHKが二次の役に立つこともあるんです!

 

本日は妄想が多めです。猫もいます。 ←自分しか興味がないことを延々と語っているのでお品書きを

フランス語初級後半、2週目に入りましたがなんとかついていってます。青薪は別になにもしてない、というか今のところ一週目に朝食をとって、2週目は夕食をとってます。

 

月曜日

「僕だ。今夜は8時に帰る」

「わかりました。夜ごはんは何にしますか」

「冷蔵庫になにがある?」

「ちょっと待ってください、見てみます。卵と牛乳があります」

「キッシュでも作るか」

「いいですね。帰りにハムを買ってきてくださいますか」

そんな簡単に作るものなの?? キッシュって。

 

火曜日

「ただいま」

「お帰りなさい。お疲れじゃないですか」

「いや、大丈夫。夕食の準備にかかるか」

「サラダはできてます」

「ありがとう。キッシュ作ろう」

(30分後)

「おいしそう。いただきましょう」

 

水曜日

「それ、俺がいただいちゃっていいですか」

「うん。僕はもうおなかいっぱいだから」

「え。じゃあデザートももういらないとか」

「やめろ。甘いものは別だ」

 

デザートはなんだったんだろ。クレープか(それはたぶん食事の延長)。ついでなので勝手に妄想を追加しておきましょう。

「薪さん、唇にアイスクリームがついてますよ」

「ん」

(ぺろっ)

「お鼻の頭に生クリームもついてます」

「ん」

(ぺろっ)

「いちごをもうひとつ、いかがですか」

「ん」

(あーん)

※「ぺろっ」は青木によるものです。このあとハリウッドの甘すぎる映画みたいにあちこちベタベタにしながらチューしまくります(安定)。薪さんはたぶん文句言うけど、それがフランス語だったら苦情までただの甘い状況説明になる。

「そこにはクリームはついてないぞ」

「でも甘いんですけど」

 

講座のほうもメシ食ってるだけなのにやたら甘いです。さすがフランス語、本領発揮だね。ところどころ「愛しい人」「かわいこちゃん」みたいなのが入ってますが、それは青薪には無理だった。鈴木さんなら言うかな。

「おかえり、薪。ヤマネみたいにかわいいな」

「は? MRIの幻覚でも見てるんじゃないのか」

弊社では鈴薪でも無理でした。

なおこの時の講座のほうの呼びかけは、「かわいいノミちゃん」でした。ノミは、フランス語で親しい女性への呼びかけとしてよく使われるそうです。なんでノミ……。英語でも小動物はよく使うけど、動物の種類がけっこう違う気がする。

我が家では猫さまを「シュガーマフィン」と呼んだりします! シュガーマフィンがどんだけ甘いのか知らんけど。

 

 

ドイツ語は、2週目にして疑問詞が勢揃いしました。早いな! 「どこ」しか覚えてない。まだ動詞の活用もほとんどやってないのに。

ロシア語は学生ズがひたすらチャットで会話してます。まだ簡単で問題なくわかります。ただ講師が淡々とした声で「この「X」はハ行の音に聞こえますが、実際は、お風呂上がりに冷たい飲み物を飲んで「くフゥ〜〜!」と出しだ声から「k」をとった音です」とか言うのがウケる。他の言語もわりと、こういう感じで発音の説明をされます。昔みたいな「舌の位置が〜」とかがないわけじゃないけど、言語慣れしてない一般人(?)向けの説明が入ってきた気がする。あと早口言葉とか微妙にハードル高いものが随所に混ざってきてます。

中国語は、他の言語が月火水の週3課のところ、木金を含めた5課あるので、体感で倍のスピードで進みます。今週はまだ取り組んでませんが、先週、人間の女の子が間違ってバス型の宇宙船に乗ってしまって飛ばされてたので、たぶん今週は並行宇宙と交わって宇宙戦争に巻き込まれます。

あと個人的にツボだったのは、「さすがの中国人にもこれは発音が難しいので」と文法規則外の適用があったこと。これはフランス語にも「母音が続くとフランス人にも発音が難しいため、(本来の所有形容詞女性形ではなく)男性形を使います」っていうのがありました。

 

ついでですがビジネス英語は、外資系企業に勤めるエリートがいつも主人公なので、英語そのものより仕事の内容がハイクオリティ過ぎて、こんな仕事をしてるエグゼクティブがラジオで英語の勉強なんかするだろうか、とターゲットが謎。エグゼに憧れる人、が聞くんだろうな。

内容は例えて言うと、薪さんがMDIPの年次総会に出て、警視庁の代表としてスピーチしろって言われて、

「毎年ここに集まる仲間たちは、各国の警察機関を代表する顔であり、MRI捜査という技術とコンプライアンスの特殊性からメンバーが激変することはあまりないものの、みな立場は少しずつアップグレードしていっています。今では各国代表の頭の中にはそれぞれの国のお偉い方々との数々のやりとりが詰まっていて、それゆえに邪魔な存在だと思われても、それゆえにクビになることはないでしょう。なにしろ下手に殺してしまったほうが、MRI捜査で秘密が漏れるわけですから。MDIPの発展がMDIPそれ自体を守るというのは、想定外でした」

などと、30秒スピーチを英語でする。みたいな感じ。例えです。

※講座ではもっとちゃんとしたふつうの社会人の会話が展開してます。30秒スピーチとかの「ハイクオリティ社会人」感がするものは実際に出てきますが、こんな各方面に喧嘩を売るような、薪さんぽいことは言いません。

 

これらみんなたぶん、本文を執筆してるのも、どういうやり方で学んでいくかシラバスを作ってるのも、しゃべってる講師なんですよ。前回のフランス語の講師二人が、ふたりですごく議論して決めた、って言ってたから。

まとめて聞くと各講座の方針や雰囲気の違いがわかって、そこも面白いです。

 

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昨日は赤ちゃんの本譲渡の手続きに行ってきました。

相変わらず暴れん坊でしたが、なにも問題なくかわいがられていました。この写真は走り回った後なので、ハナと肉球のピンク度が増してます。

 

あと飯場ケージに入ってくれなかった宇野と岡部(ふたりとも猫)、復活しました。よかったーーー。この件に関してのわたしの心の平穏が取り戻されました。

 

今週もまだまだ終わらない。いまだにめっちゃ寒いですが、がんばります。