雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の天才 招待講演

 

こんばんは。

今日はうちのツレの頭いい話を聞いてください。

 

すごいな!! といっぱい感動してみせました。何しろ博士号取ってきたときに「天才なんだから普通でしょ」とほぼ全く感動もせず褒めてあげることもせず、なんかさらっと流してしまって、その後各所から「すごいことなんだよ! もっと褒めてやらないとダメじゃん」と叱られたことがあったので。

 

先月聞いたところでは、この時もうちょっとだけ応用の論文を書けば、3個目の博士号(情報科学)もとれる予定だったんだとか。

「さすがに「いらん」と断った」

と聞いて、

「もったいない!! もらっといてわたしにくれればよかったのに……」

「どれがよかった?」

「医学と言いたいところだけど不遜すぎるので情報科学でいい」

という不毛な会話を楽しんだものです。内心は生命科学の博士号がよかったと思ってました。

 

余談ですが奴は学位を2個持ってるのに、卒論は書いたことないんだそうです。っていうか修士論文も。博士論文だけ。どーなってんだ。

でもさ、たぶん薪さんもそうなんだよね。公式からのわずかな情報から想像を巡らせるに。

→ 薪さんの秘密の学歴

 「『ナショナル ジオグラフィック』日本版 2065年1月号」

修士号は無理やり取らせてみたけど、博士号だけの人間がこの世に(っていうか身近に)いると知ったので、薪さんもゆっくり博士号だけ取ってくれればいいです。

 

招待公演の学会場はジュネーブ。い、いいな……一緒に行きたかった涙 いまは無理、猫さまズの体調が悪すぎる。

どうするのか聞いたところ、当時のチームがすでに散っていて、ボスのB先生はすでに定年退職してアメリカに移住し現地の大学で研究活動を再開しており、こき使って博士号をとらせてあげた留学生は南国に帰って文科省みたいなところの重鎮となっており、そもそも一堂に再会できるのかどうかも怪しいしめんどくさいので、断ることにしたそうです。

アメリカに電話したらB先生んとこにもメールがいってて、ふたりして「めんどくさいっすね」となった」

とか。ふ、ふーん……権威に固執しない賢者たち、スバラシイな。

 

学会での一講演なんかじゃなくて半期の講義とかだと、世界的な成果のある研究者は、渡航費滞在費だけでなく、家族の帯同費なんかも負担してもらえるそうです。呼ぶ方も競争ですからね、日本みたいに教育予算をケチってる場合じゃないんだよ。

 

 

わたしにとってのおいしいおまけは、妄想への応用です(こんなふうに内緒で利用ばかりしてますごめんねダーリン)。

ジュネーブ行きたかった(二度目)、そしたら確実になんか書けた。

 

薪さんが博士号を取ったのは弱冠17歳のときなので、5年後で22歳、大学4年目か警大1年目のとき。話を簡単にするために、コロナがなければもっと早く招待されるだろうと考えて、大学3年とか、もっとヒマな2年生の時とかに招待されて、いずれの場合も鈴木さんを伴って行くといいですね。実際には京大で一緒に研究した人々がチームで呼ばれる可能性のほうが高いですが、都合よく薪さんだけ呼ばれて、学生旅行気分で鈴木さんも連れてって遊んだ、という設定だと、たぶん現地で妙な事件に巻き込まれたり、痴漢にあったり、小洒落たレストランでおいしいもの食べたあとでMRI捜査の未来を語り合ったりするはずです。

 

博士号関係なく招待講演ということなら、MRI捜査関係で、MDIP筋で毎年招待されてもいいと思うよ。わんこはアシスタント、もしくは講演が終わったあとのお世話係としてこっそりあとから合流するといいですね(いいですよねきなこさん)。お世話係というのは薪さんの心とからだのメンテナンスのことです。

青木「お疲れさまでした」 ←マッサージしてます

薪 「うん……」 ←うつぶせです

青木「講演が英語なのはともかく、ロシア語で質問してきた人はなんだったんですかね」

薪 「あれは昔、スタンフォードで研究員をやってたときの同僚だ」 ※自社設定

青木「え」

薪 「MRIについて喋ってるように聞こえただろ」

青木「はい」

薪 「よそにわからないと思って、最近の僕の性生活を聞いてきた」

青木「えっ」

薪 「大型犬と添い寝してるって言っておいた」

青木「ロ、ロシア語くらいわかる人、いっぱいいたんじゃ」

薪 「奴が使ってたのはベラルーシ語だ。東スラヴ語群だから聞くぐらいなら僕もだいたいわかる」

青木「ほんとに俺とのことなんか、話したんですか」

薪 「おまえの話をしたなんて、誰が言った?」

くそーいちゃつきやがって!(そうだろうか)いいぞもっとやれ。

 

薪 「なあ」

青木「……はい」 ※いねむりしてたところを小突かれました

薪 「腹が減った」

青木「ええぇ。気のせいですよ、あなた今夜、羊を何本食べたと思ってるんですか」

薪 「そのあとエネルギーを使いまくっただろ」

青木「俺もですけど別に——あれ」(ハラの鳴る音)

薪 「おまえのせいだからな」

青木「こんな時間にどこか開いてますかね」

薪 「観光客のほうが住民より多い街だぞ。パブの類は一晩中やってる」

青木「なにか食べに出ましょう」

薪 「言っとくけど帰ってきたら寝るだけだからな」

青木「……」

薪 「おい」

そういうとこだぞ青木。

 

結局夜の妄想しかしてない。

公式の薪さんにずっとお会いしてないから、理系ネタが降ってきただけで妄想が捗るよ! こうやって楽しみを見出して日々を乗り越えるのだ……。