こんにちは。
2月も半ばを過ぎたというのにさっぱり暖かくなりません。例年この時期ならもうちょっとマシだった気がするんだけど……氷点下にさがらない日はいつになったらくるのか。
さてこのブログ、1月某日に丸2年となりました。記念日とかめんどくさくて気にしないタイプなのでスルーしてたんですが、以前小鳥遊さんが何周年か(すみません)記念でお名前の由来から始まっていろいろ書いてくださってて、あと「15の質問」に答えてらしたときがあって、それはほづみさんがやってらしたのが先で、って説明へたくそか。
とにかくなにかの機会にやってみようとぼんやり思っていつも忘れていたので、書いてみます。
元の質問を作られたのはこちらの方のようです。
こういうの愛想悪くなりがちなのと、聞かれてることを勘違いしてとんちんかんな答えになることが多いので、できるだけ丁寧に答えるようにこころがけました。
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文字書きさんに聞きたい15の質問
1.小説のネタはどんな時に浮かびますか?
よそさまの妄想とか絵師さまの作品にのっかったとき、がぱぱっと書けるときです。
そうでないやつは、どんなときだろう?? なんかピンとくる素材や小ネタやセリフやシーンがあって、そこから妄想を膨らます、って感じでしょうかね。
いやこの質問、「寝る前」とか「仕事中」とかそういう意味なのかな。だとしたら寝る前とか仕事中とかです。正直一日中妄想してるので節操ないです。
2.作業環境を教えてください。
腰痛対策で立って作業することや出先で思いついて書くことが多いので、MacBookがメイン。だいたいiMac周辺には邪魔が入りやすいというのもあります。
運転中に思いついたらできるだけ車を止める、寝る前に思いついたら寝るのを諦める(でないと忘れるとりあたまなので)。座ってやるときはだいたい膝の上か腕付近に猫がいます。
ソフトはただのテキストエディタにベタ打ちです。
キーボードで打たないと書けないのでiPadは書くときには使いません。小説は音声入力も無理。なお電話はガラケーで出番なし。
3.簡単に一つの小説を書かれる際の作業工程を教えてください。
思い立って書き始める→猫家事→手直し→手直し→猫家事→手直し
という感じ……? 「手直し」には放置した最後の場面を入れるとか途中のシーンを追加するとかも含まれます。
あと途中で詰まってフォルダ内に放置されてるのがいっぱいあるので、忘れた頃に発掘すると仕上がることもわりとある。
4.プロット(構想)は立てられますか?
いいえ。思いつくままに書くだけ。書き始めるころには終わりかたは考えてないケースが多いです。ひどいときは展開のしかたもあまり詰めずにとりあえず書き始めたり。
昔オリジナルで少し長いのを書いたときに、プロットを作ったことがあったような気がしますが、たぶんそれが唯一かな。
5.4で「はい」と答えられた方、プロットは箇条書き派?文章でまとめる派?図解する派?その他派?
箇条書き+図解だったはず。そして詳細を書き足していき、ある時点からそれが文章本体を書く作業に移る、という感じです。
いま仕事でモノを書くときもそれだな。作ってもいない「プロット」にヘンな既視感がある理由が、これを書いているいま、判明しました。
6.宜しければ公開出来る範囲でプロットを拝見させてください。
4で書いたオリジナルはまだクワドラ(=世にiMacが出る前のアップルのコンピュータの一種)で、それを移行作業の際にクラッシュさせてしまったので、残っていません。たぶん。
その小説本体はデータはないけど印刷したものがあるので、プロットも探せばどこかにあるかもしれない。←なんでもとっておく人
7.小説を書くにあたって、ご自分で一番気をつけていることはどんなことですか?
「一番」気を付けているわけではないけれどいくつか気を付けていることはあって、
・薪さんぽいか、青木っぽいか、鈴木っぽいか、というイメージみたいなものが崩れ過ぎていないか
・視点を統一する
・いくつか好んでひらがな表記にする語彙があります
・書いてるときに猫が乱入してきたら相手する
など。
8.小説を書くにあたって、ご自分ではあまり気をつけていないことはどんなことですか?
なんだろう。えっちの前に準備しなきゃだめじゃん、みたいなことは気を付けてないというか、自分は書けないので書かないだけか。
時間には気をつけてないです。書けるときに書く。寝ないで書く。
9.ここだけは書くときにこだわる!と言う個所があれば教えてください。
7で答えたみたいに、イメージ違いにならないように、っていうことでしょうか。でもそれは二次だから自然とそうなるので、特にこだわってるわけではないかな。
あ、薪さんが頭よさそうに見えるかどうか、にはこわだってるかもしれない。そこがあの方に惚れた原点なので。
あと青木はかっこよくみえるように、これも少しこだわってるかも。薪さんのお相手として成り立つ存在でいてほしいので、
10.一つの話を書くのにどれくらいお時間かかりますか?また、一つのお話は文字数で示すとどれほどの数になりますか?
たぶんみなさんと同じでいろいろです。できあがってアップしたものは、あまり時間がかかってない(から完成した)と思います。サクサク書くときで1時間に1000〜2000字くらい、たぶん。ただ手直しでもっと時間がかかるケースが多いです。
ひとつのおはなしは2000〜4000字程度ですね。後日談を加えて8000字、みたいなパターンはよくありますが、『秘密』というか二次では1万字を超えるものは書いたことがありません。
短いほうは数百字から。なお本ブログでは2000字以下のものをSS(ショートショート)と呼んでおり、それを超える長さのものは支部にあげることが多いです。
11.タイトルを決める際に注意していることはどんなことですか?
(主観で)かっこいいこと。
タイトルから中身がなんとなくイメージできるけど、実際には読んだあとでないとわからない、みたいなのが好きです。
12.イベントで小説スケブを求められた!受ける?受けない?
13.差し支えなければ12のお答え理由を教えてください。
小説スケブ……ぐぐった。その場で(おそらくなにか紙を差し出されて)書くように求められるものらしい。
イベントに行くことはないと思いますが、しかも頼まれるってことは出店側ですよね。ないな。
※ 中学生ぐらいのときに、和田先生のサークル仲間と一緒に、地方のちっさいコミケに行ってみたことは二度ほどありました。当時は「コミケ」が一般名詞でした。「おねえさんが守ってあげるからね」と言われたよくあるパターン。
イベントでなくてオフ会とかで即興で書く、みたいなのは、楽しそう! やる。でも最初から順番にきれいに書くのは無理なので、スケブじゃなくてMacBookでやります。
小説でなく、文字書きスケブみたいなのなら手書きでもできるかも。
例題:薪さんのお美しさを表すあいうえお作文
ま 魔性の美貌で見つめられるだけで
き 気付いたときにはもう囚われている
つ 罪があるとしたらその瞳に魅入られたこと
よ 夜の闇よりも深い罠に
し 沈み込んで戻るつもりさえない
14.小説を書いた後、ロゴやデザイン・表紙などでこだわりがあると言う方、教えてください。
支部にあげるときの表紙は、中身かタイトルのイメージに近い素材を探してきます。ブログにページメーカーであげるときの背景写真も同じ。
サンリオの詩画集がすごく好きだったので、画像に文字がのっかってる、みたいなのがいまでもとても好き。自分で絵が描けたら挿絵をいれたい人生だった(でも絵が描けたら絵で描いてるよな……)。
15.こんなこと他の文字書きさん・絵描きさんとやってみたいなあということがあれば教えてください。
コラボしたいです。絵描きさんとも文字書きさんとも何度か勝手にやってます。ありがたいことに何度か絵にもしていただいてます。「二次 コラボ」タグついてます。
中学生〜高校生時代に和田慎二先生のサークルで書いてたときとか、その後個人誌出したときとか、親しい絵描きさんに挿絵を描いていただいたんです。自分の文章が他の方の手で、他の方の捉え方で、映像化するのが感動でした。
あと同じく和田先生のサークルで、リレー漫画の企画があったな。いま思い出した。リレー小説……よそさまの続きを書くとか緊張するので、自分がトップバッターならやってみたいかも。
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あとねえ、「文字書き」「質問」を支部で検索したら、「66の質問」っていうのもあったんですよ。
多い!笑 何個か短かく答えてみます。元の質問はジャンル分けされているので番号が戻ったりかぶったりしてます。
6 あなたの文体は堅いほうですか? —— はい
7 一文は長い方ですか?短い方ですか?また、これらに気を付けていますか —— 長いです。気をつけてません。
8 好きな物語の展開は?結末は? —— 薪さんがしあわせそう
9 苦手な物語の結末は? —— 死ネタ
17 文字書きと名乗るにはどんなことが必要だと思いますか? —— 文字を書いていること
18 想いやネタを文字に綴ることについて思うことを教えてください。 —— 恥ずかしいですがやらずにいられません
14 執筆作品を家電製品で例えるのなら? —— 家電?? Macだったら嬉しい
6 思わず心に響くドストライクなセリフを見たあなたの反応は? —— 「やられた〜! かっこいいな、くそーーー」
最後に、ハンドルネームは和田慎二先生の二次を書いていた頃からのもので、由来は『ピグマリオ』の水晶の姫です。
これより先のエピソードで美貌の精霊オリエが登場しているので、主人公のクルトがびっくりしてる場面です。
以上、自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。