雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の逃亡犯

こんばんは。

 

職場のカナダ人が書き初めしてました。

たいへんありがちな語彙の選択です。

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こちらは別の部署の同僚が昼休みに披露してくれた、手品。

ヘンな職場なんです。

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さて。

カルロス・ゴーンが逃亡したのは知っていたのですが、その詳細については、スカイプで日本語を教えている相手であるところのイゴールさん(仮名)から一昨日教えてもらいました。これでお金もらっていいんだろうか。

ゴーン氏はレバノンの名誉市民だそうで、かの国には彼の切手があるそうです。イゴールさんはそれを輸入して販売することを考えたようですが、ふたりで調べてみたらすでに価格が高くなってました。

www.google.com

 

曲がりなりにも「日本語を教える」バイトなので、この話題を通じてイゴールさんが学んだ単語は、

・逃亡犯引き渡し条例 ←「犯罪者引き渡し条約」と混ざった

・刑務所

グリーンベレー(英語でしかわからなかった単語がカタカナ日本語だと喜ぶイゴールさん)

・楽器

・犯人

・機能していない

などなど。

 

 

イゴールさんが日本人にこの話をすると、ほぼ間違いなく、

「えらい(←?)人だから悪いことしないと思ってた」

という返答が来るそうです。それわかる。そう思う人いるよね、っていう意味で。

わたしは逆に、ドラマに出てくる「社会的地位も金もあるのに犯罪に手を染める」アメリカ人が理解できなくて、そんなの実際にいるの、と尋ねたら、普通にいる、という返答でした。

 

今回の逃亡劇は、アメリカ人の視点では、「警察が悪い」となるそうです。それもわかる。アメリカ的感覚ってそうだよね、という意味で。税金で働いてるくせになに犯罪者逃してんだ、仕事しろ、と。

「日本の警察の仕事は犯罪者を逃さないことじゃないんですね」

と聞かれてしまい、さすがに返答に困った管理人。

 

そういえばずっと前の日経の「異論反論オブジェクション」、じゃなかった、ええと「領空侵犯」という、有名人が自分の専門外のことに口出しするというシリーズ記事の初期の頃に、誰だかが

「警察の仕事は市民の楽しみに奉仕すること」

と発言していて、当時の警察官僚から

「平和と安全を守るのが仕事であって、楽しみへの奉仕ではない」

とこっぴどく反論されてました。日本の市民感覚ってそんなものかも、と思い出した。警察の仕事って言われて一番に思いつくのが、ねずみとりだし(すみませんほんとすみません)。

 

いや「犯罪者を逃さないことじゃない」とは言わんけどね……なんていうの、一般に警察はそんなに頭いいと思われてないんじゃないかな(私だけの感覚でしょうか)。実地の警察官が超エリート集団なのは、第九くらいなんじゃないかと。

 

 

ところで職場にいる別のアメリカ人が彼我の警察の違いについて、アメリカでは軍隊をやめてから警察官になる人が多いので、とても怖い、と言っていました。そういえばNCSIの主人公のギブスもCSI:NYの主人公のマックも海兵隊あがりだし、Hawaii five-o の主人公のスティーブに至ってはネイビーシールズ(※)だし。あとは知らないけど。

※ どうでもいいことですが「シールズ」って複数形で、ひとりしかいないと「シール」って言うんですよ。発音がアザラシと一緒です。かわいくないですか。

 

職場のアメリカ人は、日本の警察官はやさしくてあまり怒らない、とも言ってましたが、それ青木だね、薪さんタイプに会ったことないんだね。

 

 

わたしは年イチくらいのペースで警察のご厄介になっています。 ←迷惑なやつ

去年は派手に事故ってレッカー呼んだときに交通整理してもらったし、その前の年はスピード違反で交通機動隊に捕まりました(長身のイケメンでした)。このときは捕まってるヒマがなくて、「あとで出頭するからいま解放して」って強く主張して、通った。同じことを過去に何度かやってるので、通ることは知ってました。死体に間違われたことといい、立派な市民がこんなに警察の厄介になってていいのかな。学生時代には交通裁判起こしたり、検察に呼び出されたりしたこともあったんでした。

今年はおまわりさんにご迷惑をおかけしないことを目標のひとつにします。

とこんな謙虚な気持ちで警察に臨むのも、薪さんのおかげです。