雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

夏の仔猫たち

 

こんばんは。

毎晩ものすごい勢いで暴れるやんちゃっ子たちが満載の猫屋敷で暮らすにんげんです。

 

今月はじめに、懇意にしている地元の保護猫カフェに突如ついったでからんできたやつがいて、粘着してきてデマと誹謗中傷を繰り返していたので、絡み返してやっつけてやりました。10日ほどでアカウントを削除して消えました。

保護猫カフェのほうでもデマを削除しないと開示請求する、とは言ってましたが、仔猫シーズンで暇じゃないので、二度と湧いてこないなら面倒なことはしたくなかったようです。

 

ツイートはほぼ全部スクショをとっておいたんですが、まあわかりやすい出来の悪さだったんで、絡み返していちいちダメなポイントを指摘してやるのは簡単だった。

 

たとえばこちら。くだんの猫カフェの「悪事をまとめて一晩であちこちにメッセ送ったし無料の猫カフェをたくさん紹介して感謝されてる」というので、1件1分として41時間以上かかる、と指摘してやった、つづき。

ホラ吹くにしても頭使えよ。レクター博士が相手だったら言葉でいびり殺されるぞ。

 

アカウント削除直前のツイートがこちら。自分ちの猫の紹介だそうです。幸枝ちゃんと言うのはカフェのオーナーです。

あのなあ、AIに描かせるならもうちょっと観察眼を養ったら。

ヒゲ!! それじゃ昆虫の羽だっつの。個人的には毛皮のなめらかさも気持ち悪くて、AIってまだまだAIだと簡単にわかるもんだな、と思いました。スマホの機種名?をあげてる意図は不明です。

 

こいつは保護猫カフェを誹謗中傷しておいて、自分はお金持ちだから格安の保護猫カフェを開く、とか言い張って「自宅リビング」の写真も公開してたんですが、これもAI。床だの柱だの天井だの椅子だのカーペットだの、いちいちズレて溶けてるし。気づけ。

こんな写真を見ても、「保護猫活動やりたい人がどうして保護猫カフェを誹謗中傷するんですか」とか質問する人がいました。ナイーブすぎる。

こいつは思いつきで他所の悪口言ってるだけで、猫なんか興味ないの! なんで本気にするかな。だいたい女のフリした男だからね、この口調。

そもそも出来の悪い写真を作ってきたのは、その前にネットから拾った写真を「無断借用しました」と堂々とあげてて、アホだ、と指摘されたからです。頭悪いだけなの。本気で相手しないでほしい。

 

やっつけるの簡単すぎて、わたしは途中から楽しくなってしまって、すぐに飽きました。飽きた頃にアカウント削除されたので、ちょうどよかった。

 

* * * * *

 

こっちは暇じゃないのだ。

前々回チラ見せした3にんは地域猫の子猫で、風邪も目も治って、現在は人馴れ訓練中です。だいたいゴロゴロ言ってくれるようになりつつあります。

このひとたち出身の公園では一斉TNRがありました。TNRというのは、避妊手術した猫さんたちを元いた場所に戻して地域猫として見守っていく活動です。この3にんもその対象となる予定でしたが、縁あってうちで預かって新しい家族を探すことになりました。

この春はその公園で仔猫が16にんも生まれ、今回の一斉TNRでは他に4にんの仔猫がその対象となりました。まだ生後数か月の仔猫なのに、もう避妊手術して耳に印のカットを入れて、公園に放して、地域猫にするんです。それほど保護猫活動者界隈は満杯で、場所も時間も資金も逼迫しています。既にもらわれていったのがなんにんか、住んでいた道具小屋を親子まとめて追い出されて行方不明になった5にんきょうだいもいます。そんな話を聞くと、うちで預かれるひとは預かるし治療します、とどうしたって言ってしまう。

 

なおこの3にんのお母さんも今回のTNRの対象でしたが、仔猫ずまだ生後3か月くらいなのに、もう次の赤ちゃんを妊娠してたそうです。4にんの堕胎となりました。野良さんはすぐ次を妊娠するとは聞いてたけど、ほんとの事例に当たったのは始めて。

そんな早いサイクルで妊娠するということは、赤ちゃんたちが離乳した1か月ちょいですぐ次の交尾をしてたってことです。すると既に生まれた赤ちゃんたちの相手をしなくなるので、仔猫たちはいつもお母さんの後を遠くから追いかけて、それでも相手してもらえなくてかわいそうだったと、公園で地域猫活動をしてる方々から聞きました。

立ち話しながら一緒に泣いたよ。ぜったい幸せにしてあげるからね3にんとも!!

 

 

なお、先の乳飲み児たちは、こっちのほうがもっと小さいんですが、それでも離乳して大きな赤ちゃんになり、水遊びに夢中。毎日すごい勢いで暴れてます。

まもなくもらわれていきます。

 

さらにその前の大きい仔猫さんは、人馴れ訓練の結果、無事甘えっ子になりました。お客さんが来ると隠れますが。

 

仔猫ずは以上6にん。

あと一瞬だけ預かってよそに行った生後3日ほどの乳飲み児さんは、3時間おきにミルクをくれるにんげんにちゃんとお世話してもらって、目も耳も開いたようで、元気にすくすく育ってるそうです。

 

コロナの3年はこんなに仔猫ずは来なくて、その間まるきり体力と気力不足でメンタルが死んでたわたしにはちょうどいいサイクルでしたが、人が外に出ないあいだに増えていった、あるいは亡くなっていった野良さんたちは、たくさんいたんだろうなと思います。

うちに来たひとたちだけでも、もう大丈夫だよ、と言ってあげたい。育てるのよりしんどいのが新しい家族を探すことです。がんばります。