雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

SS学会出張の話 シンポジウムの後の前

 

こんばんは。

金曜日、職場で好きな漫画を聞かれて、

「秘密です」

「あ、そうですか」

「いや『秘密』です」

「わかりました」

「そうじゃなくて『秘密』です」

という紛らわしい会話をしました。以前も別の人とやったことあるこれ。

で、新しいのはここからで、それを横で聞いていた別の人が『秘密』を検索して、

「この『秘密』って漫画の主人公、俺がすきなバンドのボーカルに似てます」

って言うんですよ。ん?

「なんてバンド」

ラルク・アン・シェルっていうんです」

「(ラルクを知らないと思われたのか……(確かに聴いたことはないけど))ハイドさんでしょ」

「あ、そうっすそうっす」

「漫画の作者がハイドさんをモデルに描いたんだよ、この主人公」

「えええええ」

素人を巻き込んではいかん、と慎重に間合いを詰めました。

 

この会話が発生したタコ部屋には、わたし自身への自戒を込めて「上司の理不尽なパワハラにまで簡単に謝るな!」のコマが引き伸ばして貼ってあるのですが、ラルクのファンの人、

「あの漫画ですね」

ってちゃんと同定してくれたよ、えらいよくやった。

 

なお自分でも一応「漫画 秘密」で画像検索してみました。年季の入ったオタクは警戒心が野良猫並みなもので。

基本的に単行本の表紙が並ぶので、素人が見てもハイドさんに似てると思うのか、と感慨深いのと、ちょっとスクロールするとブログはともかく支部作品が登場し始めるので、支部はほんと検索よけしてほしいよね……。

 

ラルクファンには「このハイドさん似の人は警察官のえらいおじさん」と雑な説明をしておきました。彼(男性ファンでした)は

「ハイドさんてこれで50歳なんですよ」

となんかほんとに推してたので、わたしも対抗して??

「漫画のほうだって40歳くらいだよ、高校生くらいに見える設定だけど」

と力説してしまった。

 

* * * * *

 

「SS学会出張の話 シンポジウムの後」の、前の話です。このシリーズ?はちょこちょこつまみぐいして書いてるうちにまとまった長さになりそうな気がしてきたので(まだ気がしてるだけ)試しにこのままちょこちょこ続けてみます。

 

シンポジウム+質疑応答のあとで疲れた薪さんにマッサージしてる青木。キリル文字のフォントが浮くので、そこに配慮して横書き&ゴシックで作りました。

どうでもいいことですが、わたしは自分の好みの問題として会話文のカギカッコの行も1文字さげるんですが(一般的には下げない)、ページメーカーは縦書きだとこれが下げない仕様に自動補正されてしまうんです。横書きだと補正されずちゃんと下がるので、ちょっと嬉しい。