雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

「いつかあの場所へ、ワインを買いに」

 

こんばんは。

 

あ、そういえば4月のメロディは、わたしは完全にスルーでした。各所で呟きを見るまで思い出しもしなかったです。寂しいなあ、薪さんにお会いできない日々。

もしかして今年いっぱい、こうなんですかね。わたしは正直、慣れてきましたけど、寂しくてエネルギーが不足してるのはいかんともしがたいです。二次の筆もノリが悪くて、いいこと思いついた、と書き始めても、途中で自分で面白くなくなってそのまま放置してる案件が、もはや数十個。この、「わりと調子よく書き始めても冷静になるとつまらなくて、そのまま隠して落ち込む」現象、名前があるんじゃないかな、たぶん。

 


今日はそれでも、2月に書き始めたやつを仕上げました。ほんとは別のを仕上げようと思ってたんですが、そっちは上の現象にハマってしまったので、再度放置です。今回のもだいぶゆるゆるですが、少々長くなったのでもういいやと思って支部にあげました。

書いた発端はこちらです。


ツリーにその後のザワークラウト騒動(?)が書いてありますが、それを元ネタとして書いたものです。

このとき「びっくりした」ことが連れ合いのツボにはまったらしく、しばらく

「なんて言ってびっくりしたの」

「「わっ」って」

「もう一回びっくりして笑」

とか言われ続けました。

 

ロマネスコが怖い話はこちら:「フォビア」

青木がフランス語ができるのは自家設定です。

 

www.pixiv.net

 

 

アルザスは、もう8年前になるなあ、行ったの。

猫さんが歳をとってきて病気がちになり、そうそう家をあけることもできず、それでもこの2年は自分の病気やコロナでどのみち出掛けられなかったけど、そうこうしているうちに相方はどんどん歳をとっていく。ふたりであんなに遠いところへ行くことはもうないだろうけど、自分が死ぬ前にはもう一度くらい行ってみたい場所です。美しい田舎で、ほんとに美しくてほんとに田舎で、素晴らしかったです。

 

青薪がいつか行く、ヒューゲルの看板。

1639年創立ですって。

30年戦争のときですってよ。神聖ローマ帝国だよ、ハプスブルク家の時代だよ。世界史で「ふーん」って習ったけど、めっちゃ人が死んだそうですよ。日本では徳川三代将軍家光の時代でした。そんなワイナリーがいまでも最高のワインを作ってるんだもんなあ。

 

ほんと飲めもしないのにこんな聖地みたいなとこ行っちゃって、あとからワイン屋の小僧に

「何しに行ったんすか」

って嫉妬混じりに怒られました。

写真に写っている人々は、通りによってはもっとごった返してたんですが、ぜんぶ観光客です。

 

こちらヒューゲルのホームページ。日本語です。そんなものまであるのか。

m.hugel.com

 

このアルザスっぽい街並みは、写真で見知った姿であっても特に好みではなかったんですが、本物のほうがずっと美しくて感動的でした。

 

ちゃんと(?)ぶどう畑がある。

 

なお野良猫は全日程を通して皆無でした。

旅行で見た範囲の偏見ですが、フランスでは猫は家にしまわれており、犬は学校に通ってちゃんと学習し、ノーリードで歩いています。