雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密のお風呂

 

こんばんは。

連れ合いの最近の趣味がお風呂というかサウナで、ほぼ毎日自宅近所の風呂屋に通っているそうで、レポートの電話が来ます。たまにシモ事情が報告されるので、

「男同士はそんなとこ見るのか」

と尋ねたところ、

「裸で知らない他人の顔をじっと見るのは気まずいのでなんとなく視線を落とすとそこにモノがぶら下がっている、から見えてしまう」

そうです。

 

薪さんてさあ(といつもの突然変換)、公式で警大の寮??の(←システムがよくわかってない)お風呂というか大浴場に入ってるじゃないですか。あのときは桜木さんの顔というよりも挙動をじっと見てましたけど。

あれ、向かって右側のコマ外に、絶対鈴木さんがいたと思うんですよ。

んで妄想では

「おまえこんな安物のシャンプーで洗ったら髪がゴワゴワになるだろ、トリートメントも使えよ」

ぐらい言ってます。個人的及び現実的には男の髪のそんなところにこだわってかつ口に出すような人はちょっとめんどくさくて嫌ですが、薪さんは「生物学的種類:マキ」であって男どころか人間というカテゴリ枠からはみ出てるので、ここは妄想の押し付けであっても鈴木を責めることはできません。

なお公式では風呂の中でも捜査の話題とかくらいしか喋ってない気がします。なにしろあの風呂のシーン(と書くとなんしか色っぽく聞こえるよね一瞬だけ)、ほんっっっとになんの他意も、夢も希望も(←??)ないよね。メガネ外した桜木さんの視力を物語るためだけに出された状況であって。

 

だからうちの連れ合いの風呂場での観察のように、奴だって見たからどうだってわけじゃなくて本心から「ただ目に入る」だけなんですが、それもたぶん我々が公衆浴場に行って他人のおっぱいとか見てるのと同じで特になにも考えずただ目に入るだけだと思うんですが、それでもそれを薪さんというか鈴薪の風呂場に変換すると、その「ただ目に入る」だけの視線が、非常に「もったいない!!!」と思ってしまうわけですほんとすみません。

 

なお青薪に関しては公式では一緒に風呂に入るという状況はありえなくて、たぶんですけど。我々が知らないところでなにかが進んでいるのでなければ……パリとかでなにかあったんじゃないかと思うんですけど。でもそれすでに妄想だからな。

とにかく、公式ではないけど、妄想ではもう風呂というと何回書いたかわからない「あるある」シチュエーションなので、鈴薪とは逆にいろっぽい風呂場以外はありません、よかった。

 

 

あともうひとつ、連れ合いからレポートがあります。

若い男性で、脱毛してる人が多いそうなんです。にわかには信じられないことなんですけど。

まずどれくらい「若い」男性かというと、奴の観察では20代とかだろうということです。「多い」というのはどれくらいかというと、ひとりやふたりではないそうです。ということは少なくとも3人くらいはいたということです。奴がひとりの男性を何回も見て複数にかぞえているのでなければ。

そして肝心の「どこを」脱毛しているのかという話なんですが、ずばり陰毛だそうです。腕とか足とかもしてるのかもしれませんが、陰毛のインパクトが強すぎてよく見てないそうです。それを「どれくらい」脱毛してるのかというと、つるっつるだそうです。

ね、にわかには信じられないでしょ? わたしだけ??

 

理由を聞きたい。別に男性に限らず、シモの毛なんてそうそうそんなに脱毛なんかしないんじゃないか、アメリカ人じゃあるまいし。

Sex and the City」では水着を着こなすためにみんな普通に陰毛を脱毛してました。ただしワックスでする簡易脱毛なので、水着からはみ出さないように数日だけもてばよい、という処理のようです。とはいえそれは女性たちの話だったので、男性も水着のために毛を処理するとしても、それはつまり「ビキニ的な水着を」着るから、ということになるだろうし、日本の若い男性に話を戻せば、夏でもないのにそんな理由でつるっつるにするかな。

 

で、大変申し訳ないながら、電話でのレポートを聞いて根掘り葉掘り質問して「俺だって知るかよ」と言われながら、当然のように妄想してたわけですね。

薪さんて毛が薄そうじゃないですか(すみませんほんとすみません)。脱毛なんかしなくても。するとも思えませんが(思えませんよね?)。

つまりつるっつるの若い男性が目立つ、というレポートを聞いて、薪さんて薄そうだなー、と連想した。というだけの話です、ごめんなさい。

 

 

青木に毛を刈り込ませてるおはなしを書いてらした方がいましたよね……「やりやすい」っつってさ……(←なにを)

あれはなぜかあんまり違和感なかったなあ。つまり青木が毛を刈り込んでいる、という状況設定が、です。なんなら自分でも書けそうだと思ったくらいですが、気のせいでした。どのへんが気のせいかを説明するために、下品な妄想をします(下品です)(二度言いました、忠告しましたからね)。

 

「いいかげんにしろ青木、そこに座れ」

とナニかを怒られている青木。青薪は風呂に入っています。座れというのは、湯船からあがって浴槽に腰をかけろ、という意味です。

「罰だ。刈り込んでやる」

「え」

いったいナニをして(←しつこい)なんの罰なんでしょう、というのは都合よくカットしますので各自考えてください。

薪さんが手にしたのは、以前青木が悪いことを考えて風呂場に持ち込んで結局使わなかったカミソリです。

「あの、こんなところでそんなことしたら、湯の中に」

「掃除するのはどうせおまえだろ」

「それにその、薪さんも体勢的にのぼせるんじゃ」

「うるさいな、さっさとすませるから大丈夫だ」

「さっさとって言われても、あなたにそんなふうにじっと見つめられたら」

「………………青木」

「すすすみません」

「怪我したいのか! 刃がひっかかったらどうするつもりだ」

「そう思うなら引っ込めてくださいその凶器」

青木はちょっと怯えててだいぶ嬉しそうです。

 

このあと青木が薪さんにいいことしてもらえるか怒られるかひどい怒られ方をしてえらい目に遭うか、はこれまた各自で妄想してください、よろしくお願いします。

追加:わたしも各自のひとりになって自分で妄想しました。

「まき、さん」

ふう、と息をついて苦しそうな青木。

「ひゃふなよ」

「なに言ってるのかわかりません」

「まやひゃふなっへ言っへるんにゃ」

「あの、もう無理なんですけど」

このあと青木が(以下略)

あと薪さんがほんとのところなんて言ったかも各自で妄想していただきたいですが、たぶんそっちはみなさん得意なんじゃないかと思います。

青薪ったら風呂場で楽しそうだな、散々書いたのにまだ風呂場妄想がこんなに楽しいなんて。全部薪不足のせいだ(そうかな、元からこんな妄想ばっかしてたくせに)。

 

 

はー、年末に馬鹿馬鹿しいことを考えてしまった。連れ合いが風呂のレポートなんかしてくるせいだ、ありがとう。

 

文字ばっかりなので、最後に階段から圧をかけてくる猫さまたちでもごらんください。

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