雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密のセブン様

 

数日前、久々に走ってるRX-7を見ました。

あんな車高の低い車、仙台が北限だと思ってたんだけど、北東北でもたまに見るんですよ。夏季限定だろうな(今年はまだ夏になってないけど)。雪道で走るの絶対無理。そもそもFRは凍った道では危険だから無理だけど、粘着質の雪でハラがつっかえるから少しの雪でも無理。

だからたいてい車庫に入ってる姿を見かけるだけなんですが、今日はガソリンスタンドで聞き覚えのあるロータリーエンジン音にぴくっとなって横を見たら、赤いセブン様がいました。

 

 

セブン様といえば支部でぶたじろうさんちの薪さんがお乗りです。先日アップされた、とか書こうとして確認したら去年の10月だった……時間が経つの、早いな!

公式では日産車に乗ってるのを見かけた気がするんですが、「原罪」で確認してもニッサンのエンブレムだと断言はできなかった。どこでニッサンだと思ったんだろう。

 

RX-7は特別な車なので、敬称をつけます。わたしはホンダ小僧ですからマツダ車には実は興味なくて、RX-7も好きなフリをしてるだけですが(←え)、でも敬称はつけます。

公安の方が乗ってらっしゃるようですが、わたしの記憶にあるのは『頭文字D』の高橋兄弟(たしかそんな名前)です。弟が乗ってるデカくてガウディぽい赤レンジャーぽいのがFD、当時新型だったFDより古いカクカクしたモデルが兄の乗ってるFC。パワーが全然違うけど、漫画では兄のFCのほうが速かったはず。

 

イニDの頃って国産車がけっこうデザイナー入ってて個性的で、みんなカッコよかったんですよねえ。わたしですら道ゆく自動車を見て、だいたいのモデルの名前と型番が言えた頃です。

で、大学のサークルに工学部の男の子が多かったのもあり、学生がお金ためて一生懸命車を買う時代だったこともあり、また自分がなまじ地元の大学に進学して自宅生だったので家が遠かったせいもあり、一方小遣いという制度のない家だったのに学費ももらえなかったので常にめっちゃ貧乏で自分は車どころじゃなかったのもあり、人の車に乗るのが大好きで、機会があれば(交通費を浮かすために)たとえ彼氏じゃなくても男の子の車で送ってもらう、という日々を送っておりました。

そのうち男の子ではなく車本体(??)で人を選ぶ、という人非人的なことをしはじめた若かりし日のここの管理人は、セブン様に乗ってた先輩を引っ掛けて松島牡蠣祭り(※)なんかに連れてってもらって取材のテレビに知らずに映ってしまって遊んでたのが実家の近所全体にバレてしまうなど、いろいろ珍事を経験していますが、とにかくセブン様には2年くらいお世話になりましたかね。

※ 松島牡蠣祭り=芭蕉で有名な観光地・松島で例年行われる、公園かどっか屋外で牡蠣を焼いて食べるイベント。

 

当のその先輩は理学部物理学科出身(←当然専門はチェック済み、たとえ車が目的であっても男の素性確認に抜かりはなかった)で、エプソンかどっかで働いていた当時、あまりの残業の多さに2か月間の残業代がセブン様の新車代金と同じになってしまって、ってバブル終わったわりとすぐあとだったのに残業代が全額出た一部上場企業、すごいな。で、その残業代を現金で掴んでセブン様を買いにいったんだとか。就職1年目に。

血と涙と汗の結晶のお車で、散々遊んでいただきました。

 

いろいろな男の子ズに乗せてもらった車のうち人でなく車で選んだのはほかに、日産GT-R、日産フェアレディZトヨタMR-2、三菱ランエボ、ホンダNSX、ホンダビート、ホンダS2000、ホンダインテグラType-R、スバルインプレッサWRC、などなど。外車もあったかもしれない。乗ったなあ。ほぼ全部運転もさせてもらいました。男の子はほとんど覚えてませんすみません。

 

 

車の話ばかりになってしまった。

猫写真貼っときます。腎臓病の猫さまに補水点滴してるの図。毎日してたんですがからだが吸収してくれないので、量を減らして朝晩2回に分けることにしました。背中にぶっとい針を刺されても文句も言わず、おとなしくおとなしく座ってる。エライ。

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4月に異常を感じてにんげんの病院に行って、超音波検査で腫瘍らしきものが見つかりました。1年前に手術したのとはまったく別のところに。MRI検査を行うことになったのですが、これが1か月半待ち。5月末にやっと撮像して、その結果が昨日出まして、かなり腫れているもののおそらく良性だろう、という話です。3か月ごとに診察して様子を見ましょう、となりました。

生検の取れない場所でもあり確定診断には手術して摘出してからの検査しかないそうなんですが、結果を連れ合いに報告したら、たとえ良性でもそんなに大きいならなんで待つんだ、と手術を勧められています。

 

1年前に手術したほうは、5月前半くらいまでかなりしんどかったのですが、3月末にあまりの不調ぶりにやめた薬がやっと抜けてきたようで、5月半ばくらいからメンタルがかなり復調しています。同じ頃に術後の痛みをあまり感じなくなってきて、痛み止めほしいとか思っていない自分に気づいて、一区切りついたな、という気がしています。

新しいほうはすでに腹腔鏡ではとれない大きさだと言われたので、このタイミングで次の手術かよ、と思わんでもないですが、ほっといても小さくならないタイプだというから、だったらなおさら早めの手術を、というのが連れ合いの主張。言われてみればそうかな。奴は医療不毛地帯に住んでいるわたしを心配しているのです。また主治医に相談することになりそうです。

 

ということで一進一退ですが、まあ安心していていいんじゃないかと。

どうでもいいけどMRI撮影のときに打った注射、筋肉注射は25年ぶりくらいでしたが、痛かったなあ!! 痛い〜って唸っちゃったよ。ワクチンが怖くなりました。ワクチンそのものじゃなくて注射が。