姪っ子のひとりが地元の工業大学の建築学科にいたのですが、1年ぐらい前から、大学院進学について相談を受けていました。
正月にわたしが珍しく帰省した今年は院試はまだ受けていなかったようでしたが、その後コロナと入院で会う機会がなかったので思い出して尋ねてみたところ、無事合格して進学したそうです。
都市計画をやるんですってよ……おばちゃん 強力に応援します。 ←なんのつもりだ
建築雑誌にドハマリしたこともあり(こういうのも「推し」っていうんでしょうか)、ここんとこ(薪お父さんの)都市計画についていろいろ思いを巡らせていました。
例によって自分の混乱をおさめるために表を作成。
※ 見づらくてすみません、メディアによって表示が変わるようです。スクロールしてください。
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澤村敏 |
薪俊 |
薪剛 |
2010年2月 |
毒物混入甘酒事件 |
澤村父被疑者 |
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2010年6月10日 |
20世紀オリンピック公園リンチ事件 |
澤村父殺される 享年42歳 |
12歳 |
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2016年 |
澤村、唾を吐かれる |
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18歳 |
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2025年 |
新都市計画公募 |
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27歳 |
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2026年5月 |
薪父のプランが選ばれる |
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29歳 |
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2035年5月5日 |
新都市計画実現祝いの席 |
薪さんのご両親殺害される |
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38歳 |
8歳 |
2036年3月 |
佐川弁護士が時価5億円の土地を入手 |
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2045年1月 |
20世紀オリンピック公園 改修工事のため閉園 |
工期〜2055年1月 |
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2045年5月 |
新都市計画プランD選定 |
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47歳 |
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18歳 |
国家予算数十年規模にあたる都心の改造なんて計画を公募から20年たっても放置とかどうなってんのと思いますが、まあそれはいい。
ジェネシス読み返して都市計画のことを考えてて、うちにこんな本があったことを思い出しました。
M IT発の都市計画の本です。
緻密なイラストがたいへん美しい。
都市計画、カッコイイ……! M ITってことで8割増かっこいい。
わたしの元カレのひとりに、珍しく文系で法学部の男子がいたのですが、彼が銀行に就職が決まったときにその言い訳(?)として、
「お金をただ貸したり返してもらったりとかだけじゃなくて、ゼネコンあたりと一緒に街づくりもできる」
というようなことを語っていました。
↓ ↓ 以下、設定の捏造なのでご注意
わたしの中では法学部から都市計画へのつなぎというのはそういう感じで理解していたのですが、薪父が銀行員とか金融業だったとなると個人的な好みの問題としておもしろくないので(「プレミアム」が経済学部にあるのでそれはむしろありそうなことではあるのですが)、いっそダブルメジャーで建築もやったか、「プレミアム」の会員は学部に関係なく経済を深いところまで必修って決まってて、そこでこじつけて都市計画もやったか、という方向でいきたいと思います。
薪お父さんの新都市計画のプラン選定から実現祝いまで10年もあるでしょ。
この間彼は外遊に忙しく、世界中の新旧の都市を調査して参考にして、プランの素案に手を入れてたと思うんです。もちろん小さいつよしくんをいつも同行して。
で、その外遊先には、上のような本を出版しているM ITも当然入るわけです。薪お父さんだって「非凡な才能」を持つ人なんだから、1セメスターくらい客員教授として講義持ってもいいんじゃない。そしたら、
薪さんはM ITに思い入れがある
→自分も(脳工学の)講演に呼ばれて喜んで行く
→学生だった宇野さんがそれを聞いて感銘を受け、日本国籍を取得して警察庁に入ることを決意
という、わたしの大好物のMITつながり設定が強化されます。
問題は、お母さんのほうです。なにしてたんでしょうね。着物着て接待してたから主婦っぽいと思うんだけど、個人的におもしろい仕事しててほしいな。芸術方面とか。そしたら都市計画でも知恵を出せる存在になるし。
薪さんのお父さんのことを考えてて楽しいのは、つよしくんに向けられたあの溢れんばかりの愛情のありかたがせつないほど尊いのと、そのせいで鈴木さんを思い出すからです。個人的に。
というわけで、妄想が進むほどに薪俊のスペック上昇中。
なお2026年に薪父のプランが選ばれたときの乾杯の会場は、同じ建物内に澤村さんがいたこと、レイアウトや内装、琴海さんが「アトリエ」(=たぶん設計室のこと)と言っていること、などから考えて、東大敷地内の「プレミアム」のなんかの建物だったのだろうと想像できます。
おっさんたち、卒業して何十年もたっても国立大を私物のように扱って、いいのそんなんで。寄附金いっぱい出して作ったんでしょうね。やってる内容は別に違法じゃないし。
で、プランDが選定された新都市計画がその後どうなったのか多少気になるところではありますが、完成予定の2055年にはジョン・B・リード大統領の殺害事件が起きており、『秘密』的にはまったく違うフェーズに入るので、あとはもういい(おい)。
ついでなので最後に、うちにはこんなのもあります。
M IT、人生で一回くらい遊びに行きたいなあ。という夢をずっと捨てきれずにいます。