雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の彗星

 

みなさん 彗星は見られました???

こちらは毎日曇り空と雷雨が交互に来ていて、彗星どころか夏の大三角も見えてません。

 

東大の大学院で宇宙物理やってる男の子(失礼)も、観測しようにもなかなか見えない、と残念がってました。

天文学といえばもう一人、京都大学で研究してた知人がいて、彼は住田教授みたいに天文学者のくせに物事を捉える時間的空間的スケールが狭小すぎるような人ではなく、ある意味もっと実際的で、中年に達して天文学では食えんと一般企業に転職してしまったのですが、学者時代には主にチリで観測してました。ハワイの観測所に出向していた頃の同僚がいま現地で彗星を観測してるのを、指をくわえて横目で見てるそうです。

 

 

わたしにとっては彗星といえばもうヘールボップ彗星。まだ学生で、大学の研究室にやっと10万画素(笑)の巨大なデジカメが公費で備わったという社会情勢だった記憶があります。普通のカメラだって誰でも持ってる時代ではなかったので(当社環境)手元に記録はないのですが、飽きるほど長いあいだ超でっかく超明るく空にツインテールが伸びてて、「冬蝉」のブロルゼン・メトカーフ彗星よりすごかったです。

学校のMacに、「へーるぼっぷすいせい」と打ち込むと「☆<<<...」と変換されるように登録とかして遊んでた。

 

今回のネオワイズ彗星は次に来るのが5000年後だということで、その頃見られる保証がないのでいま見ておこうと思ったけど、梅雨まっただなかだもんなあ。

季節的に同じ頃飛んでくるハレー彗星の次の近日点も、天候が心配ですね。前回は冬でしたが、自宅になぜか望遠鏡があったので、子供ながらに「次にハレー彗星が来る頃には死んでるかも」と思い、観測した記憶があります。あまり長くないぼーっとした霞みたいな尾が見えました。

 

 

ところで鈴木さん、けっこうな大きさの望遠鏡を持ってましたね。昔に比べれば価格はかなり安くなって素人でも手が出るけれど、そもそも望遠鏡なんてそうそう買おうと思う代物ではないと思うのですが。

学生時代に薪さんに流星群を見せてたけど、あんなもの持ってるようじゃあれ1回だけじゃないとみた。

彗星というか星の観測の妄想は、去年から断続的にしてます。いつか形になるといいけど。

 

箱根(たぶん……東京から車で1時間半かからないらしい ←地理を知らないので一応調べた)にあるおじさんの別荘(当社設定)に、薪さんを連れてきた学生時代の鈴木。

流星群を望遠鏡で見るというのは(広角で写真撮影をするという目的でもないかぎり)非現実的なので、星が降り始める時間の前に惑星の観測でもしていたのだと思われます。

薪 「木星の輝きがすごいな」

鈴木「おまえ、目はいいんだな」

薪 「惑星を見つけるのに視力なんか関係あるか、知識と感性の問題だ」

鈴木「……視力よくないの?」

薪 「いい。4.0ある」

鈴木「IoT じゃあるまいし」

薪 「望遠鏡なんかなくても土星の輪も見える」

鈴木「まさか」

薪 「ガリレオ衛星も見える」

鈴木「嘘つくな笑」

なにも始まらない弊社の仲良し鈴薪です。

 

 

最後に関係ないですが、大雨のあがったスキにエサを食べに来たすずめちゃんたちでも見てやってください。

庭にすずめずを呼ぶのは、わたしと猫ずがながめて楽しむためですが、ケムケムが発生しても捕食してくれる、という実際的なありがたい理由もあります。

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