こんばんは。
いまちょっと世間とは完全に無関係に調子を崩しており、そんなことすら「薪変換」して消耗戦を凌いでいます。薪さんが体調崩して青木が泣く、みたいなどうしようもない妄想ですけど、これが正気を保つのに思ったより効く。妄想してる時点で正気じゃないだろ、という指摘はご不要です。
夕方疲れてちょっと午睡したら、ヒトに寄生するムシを操るショッカーみたいな組織に地球を乗っ取られる、という夢を見ました。タチ悪いことにこのムシは、人間の良心に訴えて「悪いことを考えた」ときに食いついてくるのです。こえーよ!! 頑張って潰したけどね! 頸動脈の近くに寄生するとかジョジョみたいなことやめて…… 目が覚めたときのこういう夢の効用は、世界が瞬間的にたいへん素晴らしく思える、というものです。
例によって和むためにかわいいものを貼ります。
去年の4月29日、お客が来て甘えている、宇野猫と曽我猫と岡部猫。
特に宇野猫と岡部猫は食えなくてGWに入ってしまって、この長い連休中に死なないでくれ、と祈っていたものでした。ちっちゃくてやせてたなあ。
20200310
— 泉 織江 (@orie2027) 2020年3月12日
年上のおにいちゃんのしっぽで遊ぶ小池さん(猫)
夏にふたりいっしょにもらわれていきます pic.twitter.com/skDlLVGKjI
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さて表題のテーマに移ります。昨日なみたろうさんからのコメントでオセロの話が出て、即座に妄想しました。
以前もちょっと書きましたが、阪大大学院理学研究科出身の「レンタルなんもしない人」さんはオセロが強いそうです。自分が目をつけた人が頭いいとわかると興奮します。
わたしの偏見では理系の頭いい人はもれなくオセロが強いことになっているので、当然薪さんもものすごく強いはずです。が、たぶん幼稚園児(←通ってたのかな……絵ヅラを想像したら泣けました)のときに高校生くらい軽くやっつけて、すぐ飽きたと思う。澤村とは囲碁やってたはず(断言)。
なんでも駒の動きと「手」の可能性の数から言って、強いAIを作るのが一番難しいのは囲碁なんだそうですね。オセロは簡単、チェスも20年ほど前に既に人間が勝てなくなった。
将棋と囲碁はわりと最近で、情報を追いかけていないので今どうなったのかわかりませんが、確か数年前についにAIが人間に勝ち越すようになり、その頃「裏技」を使って数手で人工知能を負かしてしまった将棋のプロ棋士がいて、開発者側が「ズルい」と怒ってました。 日経の切り抜きがどっかにあるんですが、ネット上にはみつけられませんでした
もっともAIの進化とともに人間のほうも強くなってきてるそうで、天才の頭脳、恐ろしい。
オセロ程度に話を戻します。
学生の頃、当時付き合っていた男が頭がよくてオセロが強かったので、わたしもそういうのに密かに憧れて、学校で後輩を捕まえて毎日むりやりオセロに付き合わせたことがありました。
なにしろやったことなかったので当初はわりとこっぴどく負けたのですが、1週間ほどでわたしのほうが強くなり、もう練習相手として役に立たんと別の後輩を捕まえたら、そいつが全然違う打ち方をするんですよ。オセロですらそういう、なんていうんですか、定石とかそこをはずれた定石とか定石でない手とかあるんだな、というのが1回の対戦で理解できてしまって、わたしはオセロで抵抗するのをその瞬間に諦めました。自分の脳みその程度を理解している正しい敗者です。戦わずしてやめる。
薪さんはオセロを初めてやった日から、人間相手に負けたことがありません。
青木とやると、盤上が6〜7割、調子いいと8割くらい薪さん色になります。
青木と薪さんがオセロをしないおはなし → 「ねむり」
あ、薪さんイタリア語もできることにしてたんだった……またつまらんものを増やしてしまった
「第九」で多少なりとも手応えがあるのは宇野さんくらいです。
アメリカのドラマや映画でよく、何年も下手すると何十年もかけて一局かわしてる人たちがいますよね。盤とか置きっぱなしなの。あれ見るたびに、地震がないからそんなことできるんだよ、と思います。
でも「第九」にもあるといい、そういうの。駒のズレにくさとおしゃれさでやっぱりチェスがイチ押しです。所長室の隅っことかにあって、宇野さんが出張してくると数手だけやるとか。
うちの宇野さん(人間)はMIT時代に講演に来た薪さんに感銘を受けて「第九」を目指したことになってるので、薪さんを他の人たちより尊敬しているのです。
薪 「最近どうだ」
宇野「何がですか」
薪 「人生だよ」
宇野「まあまあですね。薪さんはどうなんです」
薪 「まあまあだな」
みたいな会話しながら、相互に3手くらい進めたところで波多野ちゃんが情報を運んできて、続きはまた今度、となります。