雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の天才

こんばんは。

ついったでたまに見かける、「レンタルなんもしない人」という人が、ついったでたまに見かけるだけなので世間にどれくらい知られてるのかとか本業?が何なのかとかわからないのですが、とにかく実は阪大理学部の大学院(理学研究科)を出ていて、しかも専攻が宇宙地球科学だったと知り、動揺しています。

※ なお阪大理学部及び理学研究科の宇宙地球科学専攻は、大枠が、1)宇宙惑星進化学講座、2)極限物質学講座、3)自然物質学講座、の3つから成るそうです。 ←調べた

おおむね、地学の延長上だとみた。

頭よさそうな人だとは思ってたけど、理系に弱いわたしの偏見(※)が稼働マックス。もうちょっと話を聞いてみたい。

※ 理系に弱い管理人の偏見=話をしたらおもしろいに違いない、なんかおもしろい話をしてくれるに違いない、等

 

  

話の流れで本日は、わたしが大好き、みんなも大好きな(←そんなことない??)天才の話をしたいと思います。

 

先日みていたNCISのシーズン9エピソード17で、技術班の女性が電波の発信源を辿るのにNASAの友人に手伝いを頼んでまして、助けてもらった見返りにそのNASAの人にNCISのロゴ入り帽子をあげるとか、軍の特殊車両に乗せてあげるとか、しかもサイレン鳴らしながらとか、約束しちゃったんでお願いしますね、と言う場面がありました。

「なんなんだそいつ、小学生か」

「16歳だけど、カルテックを12歳で卒業したの」

そんで今その年齢でNASAの研究員なんだそうです。 ←ドラマの登場人物の話です

アメリカには薪さんを超える天才がゴロゴロいるんだな、いやでも薪さんだって薪のご両親が生きてたらそんな感じになったかもしれない、と大変楽しくなりました。

 

アリーmyラブ』には、確か8歳で大学出てすでに弁護士として働いてる子供が出てました。

そのへんはドラマだからいいとして、リアリティがあるのはなぜかというと、アメリカあたりには実際そういう天才はゴロゴロいるからです。野球チームの楽天の初代GMだったキーナートさんが、その頃『文武両道、日本になし』という本を書いてらして、アメリカにはオリンピックの金メダリストでかつ博士号を持つ医者である、なんていう人がざらにいる、日本にはいない、ということを言ってました。

 

ちなみにアリーの子供弁護士は、舌戦の最中に「なんで僕をいじめるんだ」と泣き出してしまって、主人公のアリーに「あんたまだ子供なんだから」となだめられていました。

アメリカでは飛び級は制度的にはできるのですが、実際にする人はあまり多くない。その理由というのが「情緒面の発達が追いつかないから」なんだそうです。天才の多い国はしっかりしてるもんだ、と思ったエピソードです。

 

 

薪のご両親が生きてらしたら、いやむしろ生きてた頃からやっててほしい薪さんの子ども時代(←泣ける)を想像してみます。

 

でかいプロジェクトを請け負ってたので、っていうか法学部出てるのになんで建築なんで都市再生プロジェクト(←銀行勤めとかいうならまだわかるんだけどどう見ても後方支援じゃなくて陣頭指揮とってるから金勘定の仕事ではないと思う)、というのは疑問だけどお父さんも天才だったのはたぶん間違いない、だって自称天才澤村さんにプロジェクトで勝ったんだもんね。だからやれたんでしょう。

で、たぶんしょっちゅう海外まで調査だの学会だの講演だので飛び回ってて、年に数回は小さいつよしくんを同行して、いろいろな世界を見せてくれたと思う。それこそカリフォルニア工科大学に招聘されて集中講義なんかしてるときに、当時小1とかのつよしくんはお父さんの英語の授業を、一番前で超ニコニコしながら聞いたりしてたんじゃないでしょうか。 ←妄想です

 

講義後にはわけわからんくらいでかいアメ車(しかも絵ヅラ的にオープン)を転がして、モントレー湾までラッコを見に行った(「PALE BLUE DOT」)にちがいない。そんで自分の仕事で同行できなかったお母さんに、時差を無視して電話で報告したりするんですよ。「お母さん、ラッコが手をつないで眠ってるよ! 流されないようにおなかにコンブ巻いて、子どもが流されないように手をつないで寝るんだよ!」って。

もう光景を想像して涙出る。

 

子どもの薪さんの、お父さんに抱っこされて家族3人でどうしようもなく幸せに笑っていたあの様子、あのときですらご両親は深い傷を押し隠して親戚と断絶して、といろいろあったのに、もうつよしくんがいて3人一緒ならそれでいいの的なあの幸せな構図、あんなふうな幸福を、いつか薪さんに再び感じてほしいものです。

 

 

本日の主題と関係のない猫写真は、Facebookの思い出機能で流れてきた、チーム室長さんズと同じ場所で発見・保護された、2年前のきょうだいたちです。猫室長さんズよりずっとずっと状態が悪くて、5にんきょうだいのうちふたりは助かりませんでした。生き残った3にんは3にん一緒にもらわれていきました。里親さんありがとう。

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卵は猫の大きさを客観的に示すために一緒に撮影した小道具。左上が保護当日だから生後2日くらい、右下が2か月後です。

右上の曽我猫っぽい猫が宇宙人みたいな顔をしてるのは、栄養失調すぎたからです。これでよく生き延びてくれた。