こんばんは。
今週から仕事は年度の後半戦です。ここから毎日出勤の管理人です(すみませんほんとすみません適当な社会人で)。だからって寝る時間が午前3時より前になるわけじゃないので、地味にツライです超夜型人間。
さて、さきほど(←超ナマっぽい)なみたろうさんからいただいたコメントで人権とLGBTの研修のおはなしがありましたが、タイムリーな出来事に遭遇したので、今夜はその話をします。
先週、職場の組合の総会がありました。
人数はあまり多くないのですがうちの組合は雇い主に対してかなり強くて、おかげさまでちゃんと定期昇給があったり、去年から裁量労働制になったり、個室にエアコンがついたりしました(←ずっとなかったのがそもそもおかしい、という説は根強いものの。暖房はもともとついてました)。
で、その総会のときにふと思いつきで、慶弔費について、
「いまどき結婚や出産に祝い金を出すのはいかがなものか、それ自体はいいとしてもそれが無自覚な価値観の扇動になっている可能性もあり、そもそも公平でない」
という趣旨の発言をしてみましたら。
総会の同意を得て、その場で1分でなくなりました、慶弔費の中の、結婚祝い金と出産祝い金。速攻で規約書き換え。
自分で言っときながらちょっとびっくりした管理人。
結婚や出産はめでたいとしても価値観として褒め称えるものではない、という主張が受け入れられたのは驚きませんでしたが、あんなにあっさり費目がなくなるなんてな〜。
結婚祝い金は残して、結婚しなかった人には一定の年齢になったら別途お金を出す、という よそでやってる案も一瞬だけ出たのですが、終身雇用の時代じゃないのに、とあっという間に却下されました。
あとおむつ替え台が女子トイレにしかないのは問題だ、という発言が、子育て中の男性からあがりました
これで青薪も心おきなく付き合えるね! と意味不明なことを考えてしまったのは、もうこのさいしかたないとして。
組合といえばですね。
東大の、教員だったか教職員だったかはっきりしませんが、組合の中には、ゲイの組合があるそうです。非公開だとのことですが。ソースは東大出身のゲイの研究者なので、これは本当。
特任等を除く正規の教職員だけでおよそ8000人、うち半分が教員なので、仮に教員だけだとしても、そして割合が1%としても(※)40人。組織をつくるにはじゅうぶんな数です。
※ 表に出ない性質の数字なので、ゲイとかLGBTQとかの割合は(そもそも一緒にしていいものでないことはこのさいおいといて)数%とか1割とか諸説あります。
リベラルの最先端を行くはずの大学なんてところでは、東大に限らずそうであってほしいと思った姿です。
胸が締め付けられる愛の光景。
小池(猫)がおねえちゃんに甘えて、そこに他の猫室長さんズも寄ってきました。