雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の中長期計画

 

こんばんは。

体調の悪い猫さまがいて連日通院しており、先週は台湾への出張をドタキャンしました。仕事より猫さまズのほうがだいじじゃ。強制給餌してるひとがいて、とてもバイトさんにはお願いできないし。

出張費は経費だけどキャンセル料は自腹なんだよなーー……キャンセルできないLCCでなくてよかったです。

 

 

さていま何をしているのかというと、いろいろやってるんですが、今夜は職場の所属部署の中長期計画というやつを作らされています。

わたし、学生の頃から、計画的に何かをする、というのができない人でしてね。何月までに何を終わらせるとか、どういう順番でいついつまでに何を実施するとか、ほぼ計画したこともないし、計画立ててもその通りにできたことがない。だいたいいつも突発案件が入るので、急ぎの順番とやりたい順番で目の前のことを大車輪でやる人生です。

計画を立てる人ってきっと、毎日の「やることリスト」を作って、その通りにこなせる人なんじゃないかと思うんですよ。それ才能だからね。わたしの「やることリスト」、全部やれたことないです。一度も。だいたい半分くらいが普通で、7割できたらすごくできた日。

 

そんなオレに中長期計画を立てさせるとか、人選ミスにもほどがある。

で、「締切が7月末だったんですけどいつできますか」とかって電話が来て(メールも来てたらしいけどメールは3週間に一回くらいしか見ないので知らん)、しかたなくファイルを開いたんですが、こいつが「令和6年〜令和10年」とかって書いてあって、そもそもいつなのかさっぱりわからんので頭に来て、西暦に書き換えてやったんです。「2024年〜2028年」でした。

えっ……つよしくん、生まれてるじゃん! そんな時代のこと、どう想像して計画立てろっつの???

めまいがして、書類作成を中断して逃げてきました。 ←今ココ

 

 

薪さんもきっと、「第九」の中長期計画とか立てさせられたんだろうな。立てさせられたことにしてください。

2056年の「第九」発足直後バージョン

2056年〜2060年 重点項目:凶悪犯罪の解決と減少

重点施策:1 捜査員の育成

 具体策:MRI画像の読み取り精度の上昇

  成果指標:必要となる証拠を画像の中から確実に拾い上げる

 具体策:アメリカでの研修への参加

  成果指標:半年に1名以上のアメリカでの研修への参加

 具体策:育成プログラムの開発

  成果指標:育成プログラムの開発

 ※「2」に行く前に嫌になってきたようです

重点施策:2 MRI捜査による事件解決

 具体策:凶悪事件における被害者の脳の入手

  成果指標:凶悪事件における被害者の脳の入手

 具体策:捜査着手から事件解決までの時間短縮

  成果指標:従来の手法と比較しての解決までの時間の短縮

 ……

 

薪さんゴメン、『秘密』の中長期計画なら立てられるかと自分に期待したけど、やっぱ無理だった。

捜査員総入れ替えになって岡部さんが入ってきた時とか、フランスからの帰国後とか、別のバージョンも余力があったら考えてみようと一瞬思ってたけど、そこまで行き着けない。

 

しかも上の5か年計画、2060年って青木が入室する年で、鈴木さんは前年に死亡。鈴薪が「第九」で一緒に働いたのって、丸3年くらいだったのね。

何度も確認して知ってるはずなんだけど、改めて数字を見せつけられるとびっくりします。

 

ということで、「第九」の中長期計画は、結果的にまるで意味のないものとなります。

わーん この妄想、自分の書類作成のヤル気アップにまったく役に立たなかったよ!

仕事に戻ります。宇野猫のヘソ天でも見てやってください。