雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

SS「上司の仕事」

 

こんばんは。

揉めてた人事、事務方の部下が、ありていに言うと妨害工作をしていたことが判明しました。なんでわかったかというと、本人が言ってきたのです。当人としては仕事と現場への不満をわたしにぶちまけただけのつもりでしたが、キーワードをつなぐと、あ、そういうことね、という。

理由は嫉妬です。専門職の部下(=わたしの部下、事務方の同僚)の昇格が納得いかなかったようです。他人の昇格はあんたとなんの関係もないんだよ……30年くらい前のトレンディドラマみたいな展開にいまさら自分が巻き込まれるとは。脱力。そしてそれがわたしにバレないと思われてるのがどうにも舐められたもんです。

もちろん、いち部下の動きで人事が動かされるわけもないので、当人はよその部署のえらい人に話を持ちかけていたとのこと。他部署に顔出して工作してる暇があるなら、AIに頼らずに英文メールが書けるくらいになってくれよ、その無駄に高いプライドに見合うように。それによって信頼関係をなくしたのは自分だって、わかってないのが怖い。

 

さいわいないことに、事務局長が「前例がない」と突っぱねていた人事は、25年ばかり前に前例があったことが判明しました。自分の赴任前の人事を掘り起こしたワシ、えらくないですか。前例主義って、通らないときにはめんどくさいけど例さえあれば通っちゃうので、事務局長が一転協力的になり、翌日には人事会議の日程が組まれて行程表までできあがりました。

ということで、わたしの仕事上の人事における悩みはいったん落ち着きました。今日の祝日が平日扱いで仕事があることすら気にならない。転職の可能性はまた1%まで落ちました。

 

 

お祝いに?薪さんに人事でちょっと悩んでもらったよ。くだらないネタですみません。

でも結局は悩みはほぼどっか行って、いつもどおりごはん食べるだけの青薪に落ち着いてます。