雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の原画展グッズ3

 

こんばんは。

昨日お迎えしたキャンバスアート、職場に飾ったらダメかな、を一日自問自答してました。

あの銃突きつけられたやつなら「花の絵」に見えないかな(見えないよ)。でも出勤するたびにわたしの機嫌が良くなる職場、誰にとってもいい職場だと思うんですよね。

あとすごく悪いこと考えた。布地に小さい穴をあけて時計をはめ込んだら、キャンバスがそのまま掛け時計になる。

↓サンプル 配置図

 

↓別サンプル 自分で作ったA4のフレームクロック

※かなり年季が入っているので雑さは許してください

※針が曲がっているのは猫さまがかじったからです

 

以前セリアで「フレームと時計で作る」作り方の説明書を置いてて、普通の小さい置き時計を分解して駆動部だけ利用するんです。針はいったん抜いて、裏からメカをはめ込んでから戻します。

まあキャンバス使わなくても自分で印刷してできることはできるんですけどね。でも今回のキャンバス、でっかいから。映えると思って。

※たとえ2つ買ってきたとしても絵に穴を開けるという行為が恐ろしくてできません

 

 

クリアしおりはペラペラすぎて、しおりとして機能するか怪しい。しおりをはずさなければカードとして機能するくらいの厚みにはして欲しかった。

↓参考 以前フェアで出たやつはもうちょっと厚みがあってしっかりしてる

 

今回いちばんがっかりしたのはスカーフです。

わたしはスカーフを冬に襟巻きつまりマフラーの代わりに使うので喜び勇んで買ったのですが、こっちは厚すぎる。値段的にポリエステルなのはわかってたけど、ポリエステルだってもっとマシなのいくらでもあるよ、いまどき。厚くて固くて肌に沿わない、ビニールみたい。タロットのデザイン、いいと思ったんだけどなあ。

とはいえ曲がりなりにも布地なので、額装するほどの印刷レベルでもないし。

 

こうなってみると高級メゾンのスカーフ、シルクにどうやってプリントしてんのかなー。

以前フェラガモのカタログの、鳥がいっぱいいるスカーフを「布切れ一枚(失礼)がこの価格かぁ」とぼーっと見てたら連れ合いに、「そんなもの、エルメスに比べたら格が違う」とかって言いがかりをつけられました。いいじゃん別に! どうぶつが好きなんだよわたしは。

 

 

タロットつながりで、子供の頃に図書館で見たタロット占いの本には、タロットじゃなくて「タロー」が正しい、ってたいてい書いてあったんですが、誰も言わなくなりましたね。

フランス語由来だから最後の t は本来発音しない、という意味だったんでしょう。鞄屋のレスポートサックも、みるたびに「レスポールだろ」とイズイです。

 

わたしは超現実主義の人間なので占いにはまっっっったく興味がないんですが、困ったことに「カード」はわりと好きで、かなり持ってます。大昔のハイクラウンチョコレートに入ってたカードとか(※まだかなり持ってる)、永谷園のお茶漬けに入ってたカードとか(※当時ほぼ全部揃えた、今でもまだけっこう持ってる)。

タロットカードもハイクラウンチョコレートについてたことがあって、揃いで持ってます。

↓「エンプレス」で並べてみました。

左が月刊MOEの綴じ込み、右が清水先生の全プレ。真ん中ふたつがハイクラウンの、おまけの小さいカードじゃなくて応募でもらえるやつで大きいです。このうち左は池田理代子先生。

これ全部、売り物じゃない、ってところがなんかすごい。

清水先生のは再販すべきだと思ってたけど、今回図録に入ってたのがありがたかったです。でもおっきくいれて欲しかったよ!

 

図録は扉絵も、もうちょっと頑張って枚数増やしてくれてよかったのにな……いやこれは次の『秘密』の画集のためにとってあるんだ、と思っておきます。

 

 

今回グッズをひとつずつしか買いませんでした。だいぶ歳とって、一日おきくらいに残りの人生のことを考えるんですが、その長さでいうとふたつはいらないな、と最近思うようになった。

以前は正しいオタクらしく、常に「保存用」が必要だったんですけどねぇ。