こんばんは。
ずっと強制給餌を続けている病気の猫さまですが、最近ちょっと抵抗するようになってきました。少し前までちゅーる(総合栄養食=おやつではない、ごはんバージョン)換算で7、8本くらい一気にいけたのに、2本目で手を上げて押し戻したり、クチを頑なに閉じて開けないとか、開けたら開けたで舌で「ペッ、ペッ」って押し戻してきたりと、抵抗するようになってきた。
今日、また強制的に食べさせようと隠れてるのを探してる時に、ついうっかり青薪のことを考えていたもので、「薪さ〜〜ん」と呼んでしまったナリよ。
考えていたのはこういうネタです。
iOSには猫検出機能があります(犬とかサイレンとか玄関のベルとかもあります)。これが「アクセシビリティ」に入ってるの素晴らしいですね。耳が聞こえない人に通知をする機能があるわけです。
あるわけですが、うちみたいなところで戯れに「猫」をオンにしてしまうと、iPadが猫さまの声を聞くたびに「リンリン、リンリン」とベルの音で教えてくれちゃうわけですよ。猫屋敷でしょくじどきにこんなのオンにしたら、「にゃー」「リンリン」「にゃーにゃー」「リンリンリン」「あーん!」「リリーン!」と漫画みたいなことが起こります。
で、青薪なんですが。
薪さん「電話、とらなくてよかったのか。何度も何度もかかってきてたみたいだけど」
青木 「あれは電話じゃないから大丈夫です」
薪さん「あんなに鳴ってたの、おまえのスマホだろう」
青木 「俺のスマホですけど、鳴ってたのは電話じゃないんです」
薪さん「メッセンジャーか」
青木 「いえ」
薪さん「新着メールか」
青木 「いいえ」
薪さん「青木。」
青木 「わかりました。白状します。怒らないでくださいよ」
薪さん「何に」
青木 「あいふぉんの賢さに」
薪さん「……」
青木 「アクセシビリティの中の猫検出機能なんです。猫の鳴き声を感知するとリンリン鳴って教えてくれるんです」
薪さん「なんに使うんだ」
青木 「さあ。猫とのある種のコミュニケーションですかね」
薪さん「どこに猫がいたんだ」
青木 「……」
このあと青木はたぶん、愛する猫にしたたかひっかかれることでしょう。
全員が野良さん出身で保護時の状態がよくなかったひとも多く、高齢化も進みつつある我が家の猫さまズ。
たとえば宇野さん(猫)。 このひとは常にウンコがゆるくて、定期的というか断続的におなかを壊します。
ハラを下している宇野猫に下痢止めを飲ませるの図。このひとは手が掛からなくて助かる。画面が揺れているのは、赤ちゃんがiPadを踏んで遊んだからです。
— 泉 織江 (@orie2027) 2022年11月10日
イケメンがハラを下すと手塚忍を思い出す往年の花ゆめ世代です。 pic.twitter.com/hT0hvw4wE7
こんなのはかわいいもんで、いまいちばん状態の悪い猫さんは、病院が休みの日以外は毎日通院してレーザーをあててもらい、夜には毎晩自宅で補水点滴を打っています。いまから年末年始の病院のお休みが心配です。
そのレーザー治療の最中に看護師さんに
「これでよくなるよ」
と言われて、よくはならない、と絶望的な病気をかかえていた光のようなことを考えてしまった。
それであの憎たらしい子供がやっぱり気の毒になったのと、それを知って受け入れた青木の穏やかな表情は、あれがあいつの覚悟であり、やさしさであり、最後まで諦めない踏ん張りなんだな、としみじみ思ったりしました。
青木のこと、よく解釈しすぎですかね。薪さんを支える奴だと思うと贔屓目で見ちゃう。
昨日は結構降りました。雪が車庫の中までけっこう入り込んでます。
右奥に見えるのは朝方の除雪車です。ご苦労さまです。
わたしは雪かきが(力の問題というよりそこに使う体力がないというかそこに使う時間もないというか)無理なので、四駆のホンダでむりやり乗り越えます。
さて今日もうちで仕事してる人たちのために夜ごはんを作らねば。