雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

猫の親子は突然に

 

金曜日、斜め後ろのお宅の奥さんがピンポーンとやってきて言うことには、

「ここらへんを歩いている野良さんが、今朝仔猫を連れていた」

と。

話を聞くと、その奥さんの家の庭やわたしんちの車庫に入る姿をたびたび目撃して見守っていたのだけれど、初めて仔猫ふたりと一緒にいる姿を見た、と。

出て行ってみると当のおかあさんは車庫でわたしの車の下にうずくまっており、仔猫は別のおうちの庭でおかあさんを探して泣き喚いていました。庭のほうをのぞけば生後2か月あまりの、三毛と茶トラ白です。

まあわかる。いままでおかあさんが狩り(=ごはん探し)に行くときには留守番させられてたのが、好奇心が警戒心に勝ってしまう時期だよね。

 

程なく親子は合流して去って行ったのですが、奥さんは交通事故に遭うんじゃないかと心配し、わたしは保護活動者として普通に保護することにして、トラップを設置したわけです。

あっという間に入りました。しかも仔猫揃って。ふたり一緒に入ってくれて助かったーーー。

 

仔猫ずが入ってるのを確認したときはおかあさんもいて、トラップの前で心配そうに見ていたのですが、わたしが出ていくと逃げてしまいました。

仔猫ずを家に入れてケージに移し、もう一度トラップを仕掛けたら、仔猫の匂いにつられたか子育てでおなかがすいていたか、おかあさんもまたあっという間に入りました。

 

馴染みの獣医に電話してすぐ避妊手術。そこは保護猫の手術を頼むとほぼすぐやってくれて2時間後にはお迎え、というところなんですが、今回はおかあさんがトラップでごはんを食べてしまっていたので、珍しくお泊まりとなりました。それでも麻酔でゲロ吐いちゃったけどね……今朝、朝イチで迎えに行って、今はわたしんちでおとなしくケージに入っています。わたしは出張で外です。

 

仔猫もおかあさんもめっちゃシャーシャー言ってましたが、今朝はおかあさんも触れました。おかあさん、色の薄いクリーム白ですね、ちょっと珍しい色だし小柄なので、馴れれば貰い手が見つかるんじゃないかな。仔猫も同じく。

昨日は午後から病院(にんげんの)と夕方から出勤もあってろくに写真も撮れませんでした。シャーシャー仔猫ずに触れるようになるのはいつかなあ。

 

 

おかあさんの手術の際に名前を聞かれて、色からとっさに「バニラ」と名付けてしまった……うちの猫ずっぽい名前だなあ!

※「うちの猫ずっぽい」名前をつけると居残る確率が高くなる、というジンクスがあります

 

仔猫ずは、いま出先のスタバでキャラメルマキアートを頼んだところで、

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「キャラメル」はもう使った名前だから、バニラつながり(?)で、マキとアート。

三毛が女の子だからマキで、茶とら白は男の子の確率が高いからアートかな。

 

…………ん?

マキ。と、アート。

——青薪じゃないかあ!