こんばんは。
この週末は、某漫画(←読んでない)で読み方が全国区に知れ渡った難読地名?の温泉でバイトでした。いつものことですが、温泉でバイトしてたわけではなく、バイト先が温泉地だっただけです。
曇ってて涼しかったですが、きれいでした。
この「どうぶつ用温泉」、以前行った別の温泉にもありまして、一緒に入れるのかわくわくして聞いてみたところ。
温泉はどうぶつ用のもので、つまりにんげんが入ることを想定していないので、入れないそうです。たぶんちっちゃいんだと思う。
温泉の話はこれだけです。
本題はここから。帰り道、タイヤがしぼんでいることに気づきまして。
通りがかったスタンドで「あの、タイヤが」まで言ったところで、「釘刺さってますよ」と発見してもらえました。ちょうど見えるところにあったそうです。
しかしいまどき釘って……誰が落とすんだよ道端に!!
まあそれはその場ですぐ数千円で修理してもらえたんですけど、そうでなくてもパンク修理剤は車に積んであるので、釘さえ見つけて抜ければ自力でなんとかできたはずなんですけど(根拠:やったことある)。
この話を報告したらツレに、まだ24万キロしか走ってない車を「買い替えろ」としつこく責められました。自分はプジョーを買うつもりが間違えてボルボ(中古)を買っちゃったくせに。
うちはボーナスが光熱費で消えるような猫屋敷なので、車なんか買えるわけねーよ。と大声で言いたいのを、心配かけるのでぐっと抑えました。なんでタイヤに穴あいたくらいで車まで替えろって騒ぐんだ。
それでちょっと思い出したこと。
学生時代、実家暮らしなのに学費も生活費も自分持ちでごはんも出してもらえなかったので、わたしはつねに金がなくてハラを減らしていました。
そんな状態の貧乏なときに、10万円で買ったホンダのシティが道端でパンクしまして。自力でタイヤ交換しようとして、できなかったんです。やり方がわからなかったのではなく、ナットがきつすぎてわたしのちからでは外せなかったためです。
そのナットは結局、車屋もはずすのに苦労したほどきつい代物でした。チビで普通程度の握力腕力しかなかったわたしには到底無理でした。が、高校時代にスケバン刑事になりたくてからだを鍛えていたという過去のせいだけでなく、自分はひとりで生きていく人間なんだとすでに確信していた身としては、タイヤ交換ぐらい自力でできなくてこの先ちゃんとやっていけるのか、と大変絶望したものです。
この話を当時の彼氏にしたところ、なんで僕を呼ばないの、と怒られました。
まさかタイヤ交換ひとつの話から、あんたと(も誰とも)人生を共にする気はないから、とは言えなかったですが、さらにその話を含めてその後の彼氏にしたところ、JAF呼べばすむだろ、腕力より稼ぎを鍛えろ、とバカにされたのでした。
結局、JAFを呼ばんでもチューリッヒ(=いまかかってる保険屋)が来てくれることがわかり、またもし目の前にホンダの車屋があったりする場合には、たとえ問題の車がホンダ車じゃなくても駆け込めば適切な手当てをしてくれることが経験的にわかったりして(※弟から借りたカリブのバッテリがあがったときに困って近場のホンダに電話したら、来てタダで直してくれました)、車のせいで人生というか己の非力さに絶望する必要はない、と思い直しました。
とにかくタイヤのパンクは過去にも現在も特に問題なく直ったので、薪さんはどうかな、と想像したわけです。あの人、腕力が必要そうな問題に対してはどうしたって太刀打ちできないだろうし。
が、よく考えんでも学生時代なら鈴木さんが、今なら岡部さんが、少し前なら青木が、どこにいてもどんな時間でもすっ飛んでくるし、そもそもひとりで車を運転すること自体が私用車爆破以来(「原罪」事件時はのぞいて)そうそうないよな、と気づき、妄想に自分で安心したところです。
ケース1:メッセで「車がパンクしたから遅れる」とかいうやりとりがあった鈴薪。
薪さんはそもそも自力で交換に臨むような無駄な労力は使わないと思いますが、なんか事情があったと仮定します。どういう状況かは置いといて、そこへ自分の車で駆けつけた鈴木氏。
鈴木「薪!」
薪 「あ。鈴木」
鈴木「パンクしたって?」
薪 「うん。ナットが回らなくて苦労してた」
鈴木「なんで俺を呼ばないんだ」
薪 「メッセ送っただろ」
鈴木「パンクしたって事実しか書いてない。素直に助けてくれって言えよ」
薪 「自力でできると思ったんだ」
鈴木「できてないじゃないか」
薪 「うるさいな、まだ試してたところだ」
鈴木「自分の腕力を考えたらすぐわかるだろう」
薪 「っていうかなんで僕のいる場所がわかったんだ」
まさか薪さんの得意技・GPS発信器を仕込んでたとは言えない鈴木。
いやそれくらいやっていいよ、薪さんてほっとくの心配だもん。
ケース2:もっとも頼りになる部下・岡部さん。
岡部「え? あんた、何やってんスか? あんた!」
そして有無を言わさずその場でレンチ(で合ってますか)を取り上げ、力技で交換する。
ケース3:青木。
八つ当たり的に文句を言われながらも「大丈夫ですよ」とかっていなしつつ、謎の笑顔となにもかもデカイ馬鹿力でやっぱりあっという間に交換をすませます。
岡部さんとの違いは、無事交換が終わったあともぶすっとした薪さんに文句言われるところです。
薪 「頼んでないのに」
青木「すみません」
薪 「自分でできたのに」
青木「わかってます。俺がやりたかったんです」
薪 「ほんとになにもかもデカイ奴だな」
青木「ありがとうございます」 ←???
さて日付変われば10巻です。
先に電子で買って、めくって、あとゆっくり本屋に行く。
鈴木さんの誕生日も、誕生日もね、楽しみですね!