今日ついに体力ゲージの不足で、出勤できませんでした。猫の病気や粗相で遅刻するのは日常茶飯事というかデフォだけど、今日ばかりは自分が情けないよ……薪さんがあんな必死に悪夢を押し隠して平気そうに見せて生きてるのに、これじゃあまりにふがいない、側にもよらせてもらえない。
打ち合わせ予定の相手は部署内の人だったので気遣ってくれましたが、ボーナス日にこんなんで、あと最低16年(=ローンの残存期間)働けるのかほんとに。ひとりでできる仕事は在宅でなんとかこなしてるんですが。 ←誰に言い訳
夕方の会議の時間になってやっとのことで職場に行ったら、先日退職した同僚から置き土産(こういうのなんて言うの?)が。
なになにこのオシャンティーな抽斗ケーキ!! ※箱はクリップ入れになる予定
たわしは猫のマッサージ用だそうです。
自分に決定的に欠けてる「気遣い」ってやつだな、としみじみよそさまの心が美しい。
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薪さんの夢については自分の中である程度解釈が整ったので、なんとか生き延びました。
あのお話だけ読んだ状態だったら、わたしの貧脳は青薪的展開なんて1ミリも考えられないです。自分の中では完全に戦う上司と忠実なワンコです。最後のやりとりで青薪感高まったと解釈してるみなさん、羨ましい……そんなほのぼの(?)展開、わたしの中になかったよ涙 まあ医務室とかエンドゲームとか読んでも当初なにも思わなかったどうしようもない管理人ですので。
苦しさの程度は比べられないしそんなことに意味はないけど、青木のほうは薪さんとは別の体感で気の毒です。
わたしには青木の善性はすごく眩しいものの、だからって奴が能天気に平和な世界を信じてるとか人の痛みに気づいてないとは思えないんですよね。薪さんや光の、誰にも知られていない心の闇は見抜いてきたし。どっちかっていうと、めちゃくちゃそういう奴、という役割を清水先生から与えられて、結果的に叩かれてるような気がする。
別件(?)ですがいまさらのように事件を語りますと、幹子の心理はよくわからなかった。
「都合良すぎ」る母親が憎いのに、ありもしなかった「愛された光景」をいまさら泣きながら思い描くって、??? 子供の頃に愛されたかったのはわかるけど、「もう夢でしか」って最初からそうだったんじゃ……? 結局あんな親でも、復讐できて「嬉し」くても、でもその親に愛されたかったんだろうか。彼女を責めてるわけじゃなくて、あの母親が「幹子を愛してた可能性もある」(←ないでしょ)みたいに描かれてるのがどうにもイズイ。
逆に言えば、最後の光景があれだから、わたしにとっては青木の善良さが違和感ないわけです。
そこは置いといて青木個人の(?)苦しみに目を向けますと、青木は、
! 20代前半から
! 独身のまま
! 姪っ子を
! フルタイムで働きながら
!(しかもおばあちゃん付きで)
育てて、それなのに自分のほうが死んだらよかったのに、と思うだけじゃなくて、あんなハイスペックな家事の能力とやる気を、まったくたりない自分じゃダメだ、と思ってるんだな、と思って。
普通の人(??)がそんなこと思ってたらちょっと鬱陶しいくらいですが、青木はお姉さん夫婦の惨殺死体の第一発見者であり、その瞬間まで姉夫婦のことはほぼまったく心配していなかったこともあり、あと少し遅れたら舞も殺されていたとか、そこまで考えてずっとずっと苦しんでるんだと思うの。平気な顔して。
自分ちの二次では青木は薪さんをデフォで甘やかして守って大事に大事にしてるけど、青木にももう少し飴をあげないと。と思いました。小鳥遊さんもおっしゃってましたがちょっと甘やかします。
設定が設定なものであんまりあまあまにはなりませんでしたけど、青木ゴメン。