こんばんは。
今日は一日調子がよかったです。やっぱオタ活してここに書くって大事だなと思いました。浮き沈みがありますが沈むときのことを気にしてたらキリがないので、元気なうちにバカ話をしておきます。
おもしろいツイートを見かけました。
スペイン語には、いわゆる「タチ」と「ネコ」を表すかなり詩的な表現があります。
— ラテン語さん (@latina_sama) 2021年3月8日
「タチ」は"soplanucas"で、文字通りの意味は「首筋に息を吹きかける人」です。
「ネコ」は"muerdealmohadas"といい、文字通りの意味は「枕を噛む人」です。 pic.twitter.com/1xSEnY7FfX
こちら↑に貼ってある辞書のコピーを下に引っ張っておきます。
タチ(ソプラヌーカス)訳文:
文字通りの意味は「首筋に息を吹きかける人」。スペインで、ゲイの恋愛関係においてアクティブな役割を果たす側をさす。
ぐーぐる先生の翻訳では「かむ」と出ていますが、試しにスペイン語からなぜかフランス語に訳してもらったら、「souffler votre cou」と出ました。フランス語ちょっとしか知らなくてもわかるぞスフレ、空気ふわふわのアレ。つまりぐーぐるの翻訳が力不足なのです、ラテン語さんの「首に息を吹きかける」が表現として合ってます。
スペイン語はやったことないのですが、今回このためにちょっと調べたら、soplaが「吹く」という動詞(のたぶんなんとか活用)で、nucaが「うなじ」でした。
ネコ(ムエルディアルモアダス)訳文:
文字通りの意味は「枕を噛む人」。ペルーで用いられる(※ ペルーの公用語は南米スペイン語だけど、この一文の意味は不明)。スペインでは、ゲイの恋愛関係において受ける役割を果たす側をさす。
こちらのぐーぐる翻訳はさらにヒドイ。
こっちのほうが切れ目がわかりにくくて、単語の分解が難しかった。muerdeが「かむ」(の活用形のなにか)、almohadaが「枕」でした。
元の辞書のほうは、息を吹きかける青木が(←)余裕ぶっこいてて枕かじってる薪さんが(←←)大変な目に遭ってる感じの表現で、とてもよろしいかと思います。
ところでこの「タチ」「ネコ」っていう用語(?)、どこまで許容されてしかるべきなのか、長年疑問に思っています。わたしの個人的な感覚としては、「ホモ」と同じくらい禁忌に近い語彙なんですけど。セックスの役割を意味する語彙でそれしか意味しないでしょ、現実に生きてる人の定義に使っていい言葉じゃない気がするんですよね。
でも世間でこのふたつをよろしくないと言ってる言説を見たことがないので、言うほうも言われるほうも(面と向かって言われるという意味じゃなくて語彙として使うという意味であっても)平気なのか、と不思議です。
同じ理由で実は「攻め」「受け」もあまり好きじゃない。二次やBLならともかく、同性と付き合ってることを友人に告白すると「どっちが攻め?」とかきかれることもあるそうですから、まあ聞くこと自体がオカシイんですけどね、語彙としても現実の人間をさすのはどうかと思います。
当事者同士なら役割や相性(?)の確認とかもあるから必要なのかもしれないですけど。そうでない人々でこれに公に(?)言及する必要(?)があるのは我々くらいですから、その範囲でなら違和感はない。自分の語彙としては右左でとりあえずたりるかな。
「?」の多い文になってしまいました。とりあえず、スペインはエライ。
ラテン語さんのツイートに戻ります。
首筋とか息とか枕とか、この言い方だとつまり、バックからやってるわけですよね(すみません)。
我々が大好きなのは対面座位とか(←)であってバックだけじゃないので、その点も踏まえて日本語でも優雅なやつを考えてみたいと思います。
簡単なクイズです。それぞれの体位をあててください。
1 ひだり 上から愛を注ぐ人
みぎ 下で愛を受け止める人
2 ひだり 真理を見つめ支える人
みぎ 揺られて背中から崩れそうな人
3 ひだり 後ろから羽交い締めにして自由を奪う人
みぎ 膝の上で虚空を見る人
4 ひだり 下から世界を支える人
みぎ 征服し征服される人
深夜じゃないと書けないような話だった。
昼間っから読んでしまった方、すみませんでした。