雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

「秘密と、嘘と、コスモポリタン」

 

こんばんは。

11月に出そうと思っていたおはなしがありました。11月のおはなしです。 ←情報量ゼロ

読んでくださる方が11月にしか読まないわけじゃないんだから、季節にこだわる必要はないと頭ではわかるんですけど、なんとなく。

去年書いて仕上げをせず放置していたものを、このたびやっとまとめました。

 

付き合ってない青薪。ニューヨーク滞在中の薪さんと、彼を訪ねた青木のおはなしです。

日本を出てから戻ってくるまでの薪さんの、揺れる想いと孤独を思うと、胸が締め付けられそうになります。原作でほぼまったくかかれてないのに時間も長いし。そこを埋めるために妄想したいのですが、情報量が少なすぎて青薪に接点がなさすぎてなかなかうまくいかない。っていうか、付き合ってない時代だから色気がなくて捗らないのか??

 

ツレが以前香港でナンパされたときの話を聞いて、それを思い出してデフォルメしてつくったおはなしです。世の中にはいろいろすごい人がいるんだなあと思ったものでした。ツレが会ったのは実際には、ただ単に5か国語くらい話せるだけの人でしたが。

 

個人的には、青薪はこのあと河岸を変えて飲み続けて、でもふたりとも全然酔っ払わないままなんだか微妙な感じになり、そのまま夜が明けた、と思いたい。 そして青木は薪さんを置いて帰国するの……うう

 

付き合ってるふたりを書いてるときって、未来の時間軸だからわりといちゃいちゃさせられるんですけど、原作の時間軸の中での付き合ってない青薪だと、わたしの場合は原作のイメージが強くなってしまって、薪さんはいちゃいちゃどころか甘いことを「考えて」すらくれなくて。

資料として12巻読み返すたびに、甘ったるいこと考えた薪さんのその甘ったるい部分を削りました。そんなわけで今回も色気ゼロです。

 

www.pixiv.net

 

今回はいつもに増して、こんな話、読んでおもしろいって思う人、ほんとにいるのかな〜〜?という不安が。

そろそろめちゃ色っぽいものとかバカっぽいものとか書きたい気分です。