こんばんは。
今日の話は薪さんとは別件ですが、個人的に楽しかったことで、ネタとしていつか使えそうな気がしないでもないので(※ たぶん使えません)、メモがてらまとめておきます。お暇な方は少々お付き合いください。
この週末、わたしは日曜日しか休みじゃないので、土曜日5週連勤が終わって今度こそ連休だった連れ合いがスネて(?)、ひとりで第三へ遊びに行っています。
そこでいろんな人(主に親戚や男の子)とデートしては、逐一報告してくるのですが。
今夜はこちらでも何度か書いた、東大の大学院で宇宙物理をやってる男の子・しんじろうくん(仮名)と飲んでたそうです。
しんじろうくんは、我々が、我々の尊敬する師であるカール・セーガン博士の、我々のバイブルであるところの映画『コンタクト』(※)を、世代的にはもう相当若いので当然知らなかったのですが強力に勧めたところ、素直に観て読んで感動してくれた、という大変いいコです。
※ 『コンタクト』:SETI(地球外知的生命探査)と人間の存在意義をテーマとした、1997年の映画。ジョディ・フォスター主演。原作はセーガン博士の小説(邦訳1986年)。管理人は20回くらい観てます。
で、今夜はその『コンタクト』つながりで、ふたりでアレシボ天文台の電波望遠鏡を偲んで泣いたそうで、解体のニュースを知らなかったわたしは、聞いて一緒に泣きました。
※ ジョディ・フォスター演じるエリーはアレシボ天文台でSETIに携わっていたため、我々にとってのアレシボ天文台は007ではなくセーガンさんです。ピアース・ブロスナンの『ゴールデン・アイ』も10回は観たけど。
彼らはこの話をしながらちょっとオトナのバーで飲んでいたそうなんですが、さすが第三、美人がそこらじゅうにいて、バーでもすぐ隣にいたというんですね。
※ ツレは第三で美人を見かけるとそのこともいちいち報告してきます。わたしも(オタクなので)美人の報告は大歓迎です。
で、声かけて3人で飲むことにしたそうなんですが、相手の女性・24歳がしんじろうくん(仮名)に最初に言ったセリフが。
「センター試験、何点だった?」
いやあの……しんじろうくんは現在東大の大学院で学んでいるということは暴露しておらず、ツレも還暦すぎたおっさんですが博士号を2個も持ってることは世界中で10人くらいにしか話しておらず、相手の女性はたぶん、天文台とかひも理論とかの話を漏れ聞いてたんでしょうけれど。
そこがウケすぎたようで、その後どんな話をしたかを彼らは(酔っ払ってたし)まったく覚えていませんでした。女性が帰ったあとふたりで、あれは中途半端に頭いい大学を卒業したに違いない、本人が東大とか京大とか出てたらいまさらセンターの点数なんか聞かない、と分析してました。
第三で(ほんとの意味で)頭よさそうな男をナンパするときには、ほんとの意味で頭いい男はたとえ相手が美人であっても外見以外の部分も(あとからこっそり)分析してきますので、お気を付けください。
楽しそう。混ざりたかった。
しんじろうくん(仮名)は、研究の末の人生の目標を、宇宙飛行士に据えたそうです。NASA狙いかな?? 楽しみだなー。
最後に、デートの現場から送られてきた写真を貼っておきます。
子羊のパイ包み焼き マリア・カラス風。く、食わせろ。
にんげんがいっぱいいるーー。
休みとかコロナとか関係なく、こんなにたくさんのにんげん、田舎じゃめったに見ません。
こちらでは今夜も雨が降っています。毎晩降ってます。秋ってこんなだったっけ??
今夜は『コンタクト』をまた観ます。明日は007かな。おやすみなさい。