雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の天才 京都大学編

 

今日仕入れた天才の話を聞いてください。

知人の娘さんが第三の某大学の医学部にいるのですが、東大の医学部の大学院に進学が決まったそうです。それが青田買いというか5年生の時点ですでに決まっていたそうで、ここでまずびっくり。

彼女の出来の良さもさることながら、東大の医学部みたいなところでも院生の確保にやっきになるんだ!と思って。まあ内部からの進学者つまり東大の理3出身者は、こちらで何度か書いてますがもれなく頭良すぎて変態だそうなので(関係者談話)、多少なりとも「まともな」天才を確保するのは簡単じゃないそうです。

 

さらに彼女の場合、決まったといってもいちおう院試は形式的に受けるのですが、その院試に際して彼女は医科歯科大(=研究予算が充実)か慶應(=就職に強い)もいいかなと迷いがあって、しばらく悩んでやっと東大に決めたらしい。

東大の医学部の大学院に入るのに選択肢が他にある人がいる、というのが驚きでした。

 

彼女は第二管区の超進学校出身です。同級生の仲よかった男子で京大の理学部に入った人がいるそうです。医学部は6年ですから理学部の彼は現在京大大学院の理学研究科に進んでおり、研究者を目指しているそうなんですが、高校時代にすでに、京大の先生たちと共同研究をしてた とか。飛び級こそしてませんが(あたりまえ)、ほぼ毎週、週末は第二から京都まで通ってたらしいよ。

いやあの。誰?? 薪さん……? その若者とおともだちになりたい。

 

 

天才トークが盛り上がり、さらに続いた話題。

 

天才予備軍としての高校生たちですが、東の開成・西の灘、と言われても、1学年の人数が倍近く違うので、開成の高校生は「灘には勝てない」と思うらしいです。

そんでその灘高の出身者から見た大学と学部の位置づけなんですが、

・東大理1=まあ普通の人間というかやっと人間になったって感じ

・東大理3=すごいけどゆーてもいっぱいいる

・東大文1=なにかやりたいことがあるんだろう

・阪大医学部=京大に行けなかったんだね ←これはよくわかる

・京大医学部=やりたいことがあるんだろう

・京大文学部=すごい、特別感満載

※ 灘高出身者の発言を又聞きしたもので管理人の見解とは異なります

たぶん東大京大以外の国内の大学は、大学として認識してないんだろうな。

 

 

聞いたわたしが思ったことは。

薪さんの学生時代のお勉強のおはなしを、もっと書かねば。でした。 ←どこにも需要なし(いいんだ、二次はそもそもが自己満足なんだから…… ←ですよね??)

鈴薪月間になるとはかどる学生妄想、天才ふたりに今年は何の勉強をさせようかな。ってそろそろ終わりかキャンペーン期間。

 

現実の学校はコロナの影響でオンライン授業が主だったところが多かったようなので、ペーパーテストはのきなみレポートで代替なんじゃないかと思われます。

ここひと月ほど情報を追っていないので続報がわからないのですが、聞いていたところでは、東大でさえオンライン授業開始直後に過負荷でサーバーがダウンしたとか、東京の大学が集まってるあたりは授業時間になると周囲でWi-Fiがつながりにくくなり近隣住民から苦情がきたとか、保育士養成課程には厚労省から早々に実習免除のお達しが出たとか、医学部6年生は病院実習に入れなくて困ってるとか、ICUで学生が学費返せっつって学長がそれはできないって返事したとか(双方論理的なICUっぽいおてがみでした)、トランプが留学生に帰国命令を出して米国の大学が反発してるとか、混乱続きの高等教育界でした。

 

でも普通の人にとって学生時代なんて数年しかないんだから、薪さんみたいな天才が学生やってるときにコロナみたいなのがきちゃったら、それは彼自身というよりは学界ひいては世界にとっての損失だと思うんですよね。その期間、その頭脳をフルに活用する機会が失われるわけだから。研究者なら最悪来年ってことにもなるけど、学生じゃへたすると卒業しちゃうし。

で、わたしが東大文1とか法学部とか京大大学院生命科学研究科とかの教授で薪さんを預かることになったら(←どんだけ誇大妄想狂的なこと展開してるのか)、コロナ対策は手を打ったうえで、おまえだけは学校に来い、人生の時間と頭脳を無駄に遊ばせるな、とむしろここぞとばかりにせっせと研究に精を出すでしょう。つきっきりで指導して、たぶんいい研究結果が出ると思う。

 

世界の中心に薪さんを置くと、世の中がよくなる気しかしない。この世が素晴らしい場所に思えてきます。薪さんありがとう。