雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密の傷跡

 

この一週間、その前の週よりも体調がよかったため、調子にのって本日(土曜日)張り切ってみたら、失敗でした。

カニズムがよくわからない(から困る)のですが、鎮痛剤が効かなくなる。菱沼さんのように「低空飛行、でも大丈夫」というのが常だったので、こういう展開が予想できない状態が初めてで、加減がわからずとまどっています。

 

しかも用足しを終えて帰宅してみれば子猫は高いところにのぼっておりられなくなって泣いてるし、にんげんの布団は猫ずにヤラれて2日続けてカバーも布団そのものも洗濯する羽目になるし、なんてこった、と思ったのでつい妄想に逃げます。

とりあえずかわいいやつを出してから。

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ここんとこたまに青木の刺し傷について考えていました。

よくわからないのでぐぐったところ、日本創傷外科学会(←なんでも学会作りゃいいってもんじゃない、の見本みたいな名前だと思ってしまった)というところのHPに、次のような解説がありました。

 

「刺し傷では細菌感染がおこりやすいので、基本的には縫合は行わず軟膏などで治療を行います。」

「深い刺し傷の場合は、刺さったものが土などで汚染されていると破傷風を起こすことがありますので、破傷風トキソイドの注射が必要です。また、その後も感染に対して抗生物質の点滴や内服を行います。

筋肉、腱や神経が切れている場合は縫合を行います。刺し傷ではキズが小さいために、傷口からでは正確な縫合ができないこともあり、傷口を大きく切り開くこともあります。ただし、感染が起こっている時には、先に感染の治療を行い、感染が治まってから縫合を行います。」 

 

青木、食事用のナイフで刺されてたよね……切れ味鋭いとはとても思えないので、傷口はさぞ汚かった(=スパッと切れてなかった)ことでしょう。しかも小さい。たぶん切り開いてからの縫合になったと思われます。

退院は早かったようなので感染はしていなかったと思われますが、しばらく痛んだんじゃないかな。

 

ところで「縫合」ですが、いまどきの外科手術は、いわゆる「縫い合わせる」「溶ける糸を使う」どころか「ステイプラ」、さらには「テープで貼る」「接着剤でくっつける」という我々素人からしたら信じられないようなお手軽っぽく見える手法で終わらせてしまいます。当然抜糸もない。

獣医が抜き忘れた糸を犬の腹から取った記憶のある身として、医療の進化に感動せざるをえません。個人的に一番びっくりしたのはテープですね。わたしもそれでしたが、剥がれるだろ、って普通思うでしょ。仕組みがよくわからない。ステイプラや接着剤は戦争の現場でやることもあるのでまだ理解できるのですが、テープ???

こんなですよ。↓

item.rakuten.co.jp

 

しかも3Mで作ってる。なんで楽天で売ってるのかは謎ですが。
まあドラマだと撃たれてガムテープで塞いでる人もいたけど、こんなセロテープ貼るみたいなやり方でいいのか、とびっくりします。

 

傷跡も目立ちにくいのですが、切れにくいナイフで刺された痕は縫合とは別に残るでしょう。でも当初の予定(?)より小さいかな。「青木の脇腹の傷跡を見た薪さんが云々」というおはなしは、ちょっと暗くした寝室では起こらないかもしれない。

もっとも傷跡だけが問題なわけではなく、組織が傷ついていれば変形したり跡になったり痛んだりする場所は他にもあるわけで、せっかくだから引き続き妄想に使います。傷が目立たないからこそ触れて探るとか、いっそ入院中から触れて探るとか(←痛いよ)。

 

薪さん「……」

青木 「大丈夫ですよ。触ってください」

薪さん「……」

青木 「——あ」

ってただの傷の妄想なのにいやらしいよ青木。 ←おまえがな

 

 

最後にもう一個かわいいやつを。

 

ふたりが遊んでいるのはわたしのベッドの上です。

セミダブルですが、枕をいっぱい並べて猫ずが大量にのると、身長150センチのミニマムサイズのわたしでもぎりぎりの大きさ。

青薪はキングサイズでしかも長さもよぶんに付け加えないと落ちるな、薪さんちのベッドは巨大だからいいけど福岡が心配、といつもどおりふたりの幸せを祈って(?)本日の締めとします。