雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

青木の眼鏡に関する一考察

こんばんは。

この週末、またしても出張で、文科省に行ってきました。 例によって会場が文科省だっただけで、政府相手に仕事をしていたわけではありません

でもちょっと聞こえがかっこいいっぽいので、あちこちに言いふらしてみました。

 

管理人の方向音痴ぶりというか、こんだけどこ行っても迷うってことはもしかしてわたしが悪いんじゃなくて世界中の地理そのものがトラップなんじゃないかと思うんですけどね、とにかく電車を降りてから徒歩8分の会場に30分たってもたどり着けず、容赦無く暑いし資料は重いし土曜日の霞ヶ関なんて人も車もゴーストタウンのようにほぼ皆無だし、外務省前で警備してるお巡りさんに道を聞くのも憚られ、やっと表通りでタクシー捕まえてぐるっと遠回りして目の前の文科省に連れてってもらった、というちょっとした冒険をしました。

 

行き帰りぐるぐる回ってて、警視庁と警察庁の前を通ったっぽかったです。そのときは感動しましたが、まあそこに薪さんがいるわけじゃないんで。「第九」は場所が違うから。 ←そこ?

 

 

今日も帰りの新幹線は頭痛持ちでしたが、今回は老眼鏡のせいだと思う。

歳をとって一番つらいことのひとつです。視力はいまだに1.5以上あるのに、手元の焦点距離がどんどん遠くなる。

薪さんも目がよさそうなので、原作でもそろそろ手元がつらくなる頃じゃないかな、と失礼な妄想をしています(でもおはなしには書かない)。

 

 

視力といえばですね、青木の近眼について。

近視矯正のレーシックは、あちこちの眼科がはやりにまかせて導入したせいで単価がどんどんさがり、安いところではもう10万円クラスになってるそうですが、機材が1億円するので、まったく儲からないそうです。今後新規参入するのは難しいでしょう。

さらに昔と違っておしゃれなメガネがたくさん出てきて(←青木ももっと若者らしいカッコイイやつかけたら男前ぶりあがるのに)、メガネそのもののイメージが悪くなくなったので、手術を受ける人の数も減っているらしい。

 

なにしろレーシック自体は簡単な手術とはいえ、目ですからね、一歩間違えば大変なことになります。視力の保険金は全盲で死亡と同等です。

ある貧乏な知人も大昔、レーシックを導入したばかりの腕の悪い眼医者に「タダにするから練習させて」と言われて気楽に受けたところ、切られ過ぎて(=元に戻せない)、遠視になったとか。

 

 

さらについ先週聞いた話。

オーストラリアに住んでいる知人が、「視力矯正コンタクトレンズ」なる驚きのモノをつけて夜眠るのですが、起きると8時間くらい、近視が治ってるんだそうです。なにそれすごい。

夕方くらいになるとまた見えにくくなるのですが、働いてる時間はぎりぎりなんとかなる。

現地価格で20万円くらいだそうです。レーシックの機材の高価さを考えると、このコンタクトレンズ、眼科を倒産させますから、日本の厚労省はぜっっったいに認可しないだろう、と思ったことでした。

 

 

個人的にメガネは萌えアイテムです。

詩人・松井五郎さんの詩集に、「昔近眼に憧れたことがあった。正確にいうとメガネをかけるのに憧れていた。かっこいい先輩がいてメガネが似合ってた。放課後図書館で古い美術書を引っ張り出して読むときなんかにかけたかった。」みたいな内容の詩物語があって、学生時代に読んだときに、ものすごい握りこぶしで「わかるー!!」と思ったものです。カッコイイメガネは頭がよさそうに見える、という思い込みがあります。

だから老眼鏡をかけることそのものはイヤじゃないんだけど。こんなに疲れるアイテムだとはなー、今後20年も視力の悪化に付き合っていけるかな、自分。本が読めなくなったら人生終わったも同然だから。

 

いまならもう、かけてなくても、薪さんは青木を見て「す……」とか言ったりしないだろう、と思います。 そこもやはり多少妄想しないではないけど書かない(かけてないのがなんの時なのかはみなさんご想像のとおりです)

薪さんのために青木にはカッコイイ存在でいてほしいので、メガネかけててもかけてなくてもいいけど、東大法学部卒の名に恥じない知的な男前ぶり(←??? 偏見によるとカッコ悪いイメージしかない)を視線で発揮してほしい、と思うのでした。

 

 

こちら山本さん(猫)の二枚歯です。

上の乳歯のキバ=尖ってるほう、の横にまだ短い永久歯が生えてきてるのがよく見えます。

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