ソファで仕事をしていたら(テーブルでするのは断念しました)、今井猫が膝の上にのってきて、ゴロゴロいいながら機嫌よすぎてなかば錯乱気味にわたしのからだをよじのぼってすりすりして満足して……で、あれこんな薪さんいたようないなかったような(二次にね ←いねーよ 似た感じのはいるけど)、と既視感を感じました。 バカです
前回書いた『秘密』の英語版について。
みなさまご存知のあの捜査官が以前ブログにあげてらして、そこで知りました。 ということはみなさまもご存知かと
↓ 英語版はこちらです
ダウンロードにめっちゃ時間がかかるので滅多な場所では落とさないことをおすすめしておきます。
最初の紹介文が微妙にウケる。
「(死者の脳を見て事件の謎を解くという)読む者の心を不安にさせる漫画」
とか
「この漫画家にはよくある設定の、ヘンな超常現象が出てくる」
とか。
えー?? と思ったけどたぶん、天地奈々子とか「不思議な秘密」とか、もしかすると貝沼の催眠術とかも指してるのかもしれません。初期の頃は確かに設定として超常現象が多少あった。
「主要登場人物ふたりが出てくるのは2話目からだから、(1話目で出てこなくても)頑張って読んでね」
とか。
リンクでつながってる「花ゆめのレビュー」はリンク切れとなっていますが、
「警告したからね、気持ち悪いシーンとかあるから、時間かけてレビュー読んでからのほうがいいよ」
とわざわざ追記があります。
うーむさすがテレビでいちいち「残酷なシーンが含まれますよ、親御さん注意」と警告の出る国。でも清水先生の描くものって、わたしには全然残酷にも気持ち悪くも見えないです。
「(日本では)12巻で完結」と書いてありますが、このサイトでは5巻の途中までの英訳となっています。せめて5巻最後までの訳を完成させてほしかった……。
↓ こちらが最終ページ
1ページずつの切り離しなので見るのは面倒ですが、そのぶん「英語だと横書きで通常左綴じなので漫画の進む方向が逆になる」という現象を(あまり)気にしなくてよい。
30年くらい前の漫画海外進出の初期の頃は、この整合性を取るために、全体を裏返して印刷した訳本がけっこう出回ってました。裏返すと進行方向が逆になるので、横書きの文字の進み方と漫画の進み方が同じになります。でも書き文字とか看板とかも裏返しで、登場人物のほとんどが左利きという結果に。
ところで5巻の途中ということは4巻は訳されているということで、薪さんのかなしい目隠しはちゃんと世界に配信されてしまっています。
問題のあの画を初見でもそのあともひたすらスルーだったわたしの心がひどく傷んだのはこちらのお顔。
Himitsu (Top Secret) v04 Special pg220-221.png
薪さん……涙
わたしは相手が誰かとか男か女かとか目隠しそのものも当時もいまでもほとんど気にならなくて、っていうか正直どうでもいい。ただ、いろんなことに傷ついて疲れ切った薪さんがこんな顔して誰かに抱かれようとした、というその事実一本にひたすら胸がいたいです。
こうやって振り返ると、シーズン0なんてほんと表情豊かになりましたよね薪さん。涙 それにおとなになっている……このころのお若いこと! 相手もよく「えっ 高校生でしょ、ヤバイって」とか思わなかったもんです
相手が何もきかずにやさしくしてくれたんだったらいいなあ、とそれだけはすごく思います。いろいろ察してでも何も気にしないふりして、一晩だけすごくやさしくしてくれる人。
あとせっかくなので、どうせやるなら薪さんもキモチよかったんならいいなあ、と(すみません一応謝っておきます)。各方面からの証言によれば、男の人は疲労が蓄積しているときは大変キモチイイ、らしいです。
そんで当初の目的? どおり?? 事後は爆睡できたことを祈る。
あまりにお気の毒で、結局これがいちばん最初に書いた二次でした。
とか考えてるとまたいろいろ抉ってくる。 だからほのぼの鈴薪を書きたいんだってば 、方向性間違ってる
英語版のサイトでは、『20XX』などの初期作品も訳されています。