雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密のバナナフィッシュ

こんばんは。しつこく今夜も寒い北東北です。

チーム室長さんズ(猫)が家中走り回って運動会をするようになり、何度か宇野猫を蹴飛ばしかけてヒヤヒヤしました。昨日と今日で猫茶碗、3個も割られたし。やんちゃ子猫ずが5にんもいると、猫家事も戦争の補給部隊みたいにキリがない。

 

ところでこの岡部さん(猫)のプリケツをみてください。

GWにはベロに炎症があってミルクが飲めず体重が標準の半分まで減ってたのに、立派になって。ほろり。

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話かわりまして。 

わたしの職場には門限があります。夜10時です。その時間になると契約している警備会社の警備員が正面門扉を閉めてしまうので、帰らなければなりません。無給の残業防止に一役買っている、と言いたいところですが、終わらなければ仕事も部下もお持ち帰りするだけなので、あまり意味はない。

今日は若者に付き合ってその門限まで職場に残り、それでも作業が終わらなかったのでいったんうちに連れ帰り、さきほど終電に乗れるように駅まで送ってきました。

 

送る車の中でアッシュの話になったのですが、というのは手に入れた『バナナフィッシュ』(文庫)を三十年ぶりに読む暇がないので、他人が自分ちで仕事してる横で、猫家事しながらアマゾンプライムのアニメを途切れ途切れに(←こういうのが平気な人)見ていたのです。

アッシュ好きなんですか、ときかれて、いや全然、とうっかり答えてしまい、じゃあなんでアニメを見てるのか、というのを説明するのが大変だった。「薪さんをあいしてる自分をアッシュを見ることで確認している」とは、まさか言えない。

 

そのあとワタシが天才好きであるという話から、

「オリエさんの考える頭のいい人の条件って何ですか」

「まず りけい」

「あたま関係ないじゃないないですか」

「りけい、だよ! びけい、じゃない」

などという聞き違いを経て、「美形の天才ってアッシュ以外にいないですねえ」と言われ、そうだねえパタリロだってブサイクだしね(※)モゴモゴモゴ、と相槌を打って。

もーーー薪さんのことを黙ってるのがとっっっても苦しかったです。

だって「いや薪さんがいる」とか口火を切ったら最後、どこまでも説明してしまう。バレます。恋してることが。下手すると二次の設定の説明をしてしまう。

しかたないのでそのあとは、レクター博士がなぜ天才か、ということを一生懸命語り続けた管理人です。

パタリロは表向きの年齢10歳、実際の人生年齢2万5000歳ですが、社会的に16歳になると美形になることが判明しています。ただしわたしの好みではありません。

 

自分がなぜアッシュに興味がないのか、はよくわかりません。天才でついでに美形なのに。子どもだからかな。 おっさん好きなんです。中身が。だから薪さんはオッケー。あとハムテルもオッケー。

でもアッシュを見てると、薪さんに幸せになってもらいたい、という強烈な欲求が湧いてきます…… ←え

 

 

そういえばわたしがpixiv自体に登録したのはたぶん3年くらい前だったと思うのですが、その目的は、他の絵師さんたちが描いた殺生丸さまのお姿を眺めることでした。実際そのためにしかpixivは使っていなかった。

でもデスクトップが殺生丸さまでいっぱい(当時)になっても、殺生丸さまのおはなしを書こうとは1ミクロンも思わなかったなあ。 仕事でプレゼンのスライドには使ったけど

そもそも『犬夜叉』が56巻もあると知って原作読んでないし(てゆーか殺生丸さま主人公じゃないし)。

 

それが薪さんに出会ってしまって、30年ぶりにおはなしを書く衝動に駆られることになろうとは……書こうと思わなければディープなオタクに戻らずに、普通のにんげんのフリをしてそのまま残りの人生を送ってたかも。

もう薪さんあいしてるんでいまさら他のひとびとはどうでもいいですけど、でも(殺生丸さまも含めて)結局「機嫌の悪い天才」がそもそもドストライクなんだなと。実感しました。

 

 

傷つきすぎた天才が純粋な魂に癒される、っていう設定、王道すぎて誰でもツボると思うんですが、薪さんと青木、アッシュと英二、殺生丸さまとりん以外にも、うちの本棚をざっと見回しただけであと3つは余裕でありました。漫画だけで。好んで選んでるつもりはないんですが。でもそんな設定だったらそりゃ妄想はかどるしかないです。

 

あっ メルカリでドラマCD買ったんですよ。メロディの付録かな。

明日は沿岸部に車で出張で片道2時間半(……)かかるらしいので、居眠りしないようにドライブのお供になっていただきます。薪さんに。かえって危ないでしょうか。