雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

秘密のキリsトの墓

みなさま こんばんは。

本日はわたしのイレギュラーな出張話を聞いてください。お疲れのみなさんはギャグだと思って読んでください。

 

 

日曜日、東京と仙台とドイツから来た4人の文化人類学者を、わたくしの役回りはただのドライバーとして(←案内人ですらない)、隣県の写真の場所にお連れする、という仕事がありました。

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車がないと行けないところなので客人は過去に断念したことがあるそうで、今回わたしのホンダの出番となったのです。

わたしも存在は知ってましたが(普通は知りもしないらしい)興味はなく(普通ないよねコレ……)、でも本日「キrスト慰霊祭」があり、行事に合わせて出発。

※ 念のため、客人たちも私費で遊びです、けして研究ではありません。

なんか青薪のネタにならないかな、と終始こころの中で妄想のきっかけを探していた管理人ですが、さすがにファンタジーすぎて無理だった。

 

どんだけファンタジーかを象徴するのがこれ。コンビニですらない、掘っ建て小屋のようなおみやげ屋さんです。

一応、開いてるのが安息日だけってダメだろう、と突っ込んではみた。

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こんな調子なので、教会だのから苦情も来ないそうです。

 

 

なかで唯一、あっコレ薪さん興味持つかも、っていうかネタとしてわたしが食いついたのが、こちらです。

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the holy golden proportion

Dec. 2011

SHINGO-LD TREASURE HUNTERS

 

もうなにから突っ込んだらいいのかわからないシロモノなんですが、しかも刻まれている図形は本物の黄金比ともフィボナッチ数列ともビミョーに違っていて、特筆すべき問題の「比」は、

1:(1+√5)/2

と、このルート5がどこから来たのかわからないうえに、図形に刻まれているのは「φ」。

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追記:

黄金比=1:(1+√5)/2=φ、でした。近似値1.618...は知ってたけど式は知らなかった。文系のたわごとだと思ってお許しください。

 

 

薪さんだったらどう解析するかな、と天才の頭脳を推し量ろうとしてみたものの、全体的にあまりに独創的?すぎて、無理でした。

とはいえ残念な文系脳の管理人、万が一ということもあるので、この証拠写真を数学者のところに持ち込んで解析をあおぐ所存です。

 

あっ あともうひとつ、こういうのもあった。

ヘブライ語の石碑です。薪さんは読めると思う。

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真ん中の人の専門がイスラエルで、この磨り減って割れた文字を苦心して読んでくれましたが、左に英語と日本語で書いてあったことと同じで、「イスラエル大使からこれを贈る」的なことが刻んであっただけ。このころの大使がわりとトンデモな人で、日本中でこういうオアソビ的交流をしていた、とのことです。

 

 

最初の写真にあった「ピラミッド」はこちらです。モデルは客人のひとり。

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最後にドイツ人の要望でうちに寄って、猫室長さんズとわたしの猫ズをモフってもらいました。

写真は客を駅まで送り届けたあと、疲れ切った管理人が放牧場で仮眠をとろうと寝そべったところによじ登ってきた、岡部猫と山本猫と宇野猫。小池猫は足の間、今井猫はサークルの外にいますがこのあと合流しました。にんげんアスレチックは大変人気のあるスポーツです。

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『秘密』の二次ネタを探して妄想しながらアッシーくんをやった1日でしたが、結局使えるネタはなくて、わたしの妄想は途中からあらぬ方向へ曲がり、思念は完全に自分だけの世界へ。

でもお客人たちはドライブそのものは楽しんでくれたようでした。とっぴんぱらりのぷう。