雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

友人の娘

こんばんは。

今井猫が……

f:id:orie2027:20190509232818j:plain

 

ああっ

f:id:orie2027:20190509232835j:plain

 

このドヤ顔。

f:id:orie2027:20190509232851j:plain

もう放牧場外を自由に闊歩しています。

 

 

えーと昨日、なみたろうさんにコメントいただいて自分はオタクであると言い張った(←みんなわかってるから)ので、今日はちょっとその原点としてのオタクの昔話なぞをしてみます。

 

薪さんクラスタはわりとおとなでいらっしゃると思うので、同じようなことしてた方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、わたくし大昔、本物の(?)同人誌で文字書きをやっていました。

故・和田慎二先生の非公認ファンクラブでした。

薪さん以前に明けても暮れてもその人のことばっかり考えて二次まで書いたのは、『スケバン刑事』の麻宮サキだけです。

あれ……このふたり、過去が重いとか精神力で生きてるとかデフォでコワイとかでもすぐ泣くとか慕われてるのに孤独に戦うとか実写化がひどかったとか警察とか、ちょっと似てるかもしれない

 

ネットのない時代でありまして。サークルに入って「同人」誌、それも『ファンロード』(注:商業誌のくせに同人誌みたいだった雑誌)で見つけたんです。全国紙に住所氏名(本名)を載っけてた時代です。

みんな手書きです。原稿も、同人誌そのものも。字のうまいリライト要員とかもいたんです。そこで人気の出た絵師さんが「個人」誌とか仲良くなった人たちが「合同」誌とか出したもんです。

会費や売買は郵便と定額小為替(郵便局で換金する代替紙幣のようなもの)。あ、あと文通が普通ね。手紙で。 ←これがたぶんいまの「ブログでコメント」にあたる ヒエー

原稿の集まりは悪かったようです。だから同人誌はほんとーに薄かった。でも牧歌的な時代でした。

 

語るとキリがないのですが、その頃かなりかわいがってもらって、わたしのおはなしに挿絵なんかお願いしてた友人がいます。サークル解散後も個人的におつきあいが続いていたのですがそこそこ疎遠になり、近年SNSで再会して旧交を温めていたところでしたが。

娘さんが『花とゆめ』で漫画家になってました

 

驚きましたね。お互いが学生だった頃から知ってる友人の、そのおなかの中にいるときから知ってる娘が、成人式超えて花ゆめで漫画家。

みんな若かったんで、オフ会どころか毎年全国規模で旅行に行ったり成長とともに学祭に呼んだり結婚式に出たりお泊まりしたり、進路相談や恋愛相談したりされたり、生まれた子供にキャラの名前つけたり(←)してたのです。

わたしもオタクのリサーチ能力を発揮して、ついったとぴくしぶで本人を補足。こっちが仕事してる午前4時とか5時とかにあっちもお絵かきしてたりします。他人のことだと「そんな時間に何やってんの」と思ってしまう

 

友人の娘は絵もお話もまだまだ未熟ですが(わたし同人誌でたまにエラソーに評論もやってました、ニブいくせに)陰ながら応援しています。

 

ちなみに……絵もストーリーも、お母さんのほうがまだまだ上手です……ガンバレ娘ちゃん!

こちら久しぶりに引っ張り出した、お母さんの絵。えーとこれも30年前??

f:id:orie2027:20190320112731j:plain

当時わたしが便箋に手書きの(!)オリジナルのおはなしを送った返信に、感想とともにおはなしの絵を落描きして(!!)くれたもの。しみじみと、ものすごくアナログな時代だったなーと感動しました。

そしてものすごく健全だった。当たり前なんだけど。なにしろオリエ当初中学生でした。

  

いまはいつ娘ちゃんから逆補足されて友人(彼女のお母さん)に通報されるか、ちょっと楽しみでかなりビクビクしています。友人には名前と文体で一発でバレます、隠してるわけじゃないけどできれば自分で会って白状したい……二次もオリジナルもいちばんのファンでいてくれた友人に、また書いてることを。

わたしのほうが彼女のファンでしたけど。なにしろ絵も字もオリジナルもかける人だったから!

 

友人の娘ちゃん、もしかしてそのうち白泉社のパーティとかなんとかでしみず先生にお会いすることもあるのでは?? と、よけいなことを考えています。 つかもう会ってるかも だからってわたしには関係ないですけどね…… なぜ興奮する自分……

 

娘ちゃんが花ゆめで連載を持つ日を楽しみに待っています。