青木をこき下ろしてるとだんだん不安になるのはわたしだけでしょうか。今回わたしはなまじ前回よりダメージが少なかったので、逆に不安になるのが早いです。
結局青木（が傷つくと薪さんが傷つくので薪さん）が心配なんですよね。
ないとは思うけどどうしても妄想してしまう最悪の展開：
１）青木が死ぬ（「自分が死んでも」あっ「殺されても」だった なんて軽々に言うから……やめてやめてーー薪さんが壊れる！！）
２）青木が光を殺す（「僕に似ている」あいつが弱冠10歳にして「殺されたい」なんて大望を抱いていませんように、うう）
最悪の妄想をしていると、もうそれ以外だったらなんでも受け入れられるような歪んだ心理状態になります。精神衛生上たいへんよろしくない。
だから青木はやくしっかりして！！
もうエロいのいっぱいたまってんのに〜（おはなしのことです）このままじゃ書けないしあげられない。薪さんが鈴木さんのものになっちゃうよ！
さて叫んでちょっと気が済んだところで。
わたしは今回の連休を個人的にリーディング・ブレイクと位置付けていたのですが、さっぱり離乳しない子猫室長ズのお世話に追われて、授乳してない時間は家事か寝てるか、とまさしく「働いてない日々」を過ごしています。積ん読の本が積ん読のまま。
年に１、２回しか実家に帰らないので、『バナナフィッシュ』の回収は諦めてよそから手に入れました。引越しに備えて手が届かないところにしまっておいた『月の子』も引っ張り出し、『輝夜姫』まで新規入手したのですが（しかも２月頃）、全部放置です。
そもそも脳みそが薪さんになってて他のものがいま入ってこない。
そう、引越しに備えてたんですよ……それが諸事情から１年近く延期になってしまい、一生懸命片付けてちょっとずつちょっとずつ減らしてた荷物、年明けに『秘密』を一気に揃えたことでタガがはずれ、ほんの少しできた本棚の隙間が物の見事に消え去りました。
書物の量が普通の人よりたぶん少し多いので（オタクとしては普通のような気がします、実家の古い床が歪んだ程度の重量です）、場所の関係でできるだけ文庫を選ぶようにしているのですが、『秘密』は新装版に加えて大判も買っちゃったもんね。なんなら薪さんのうるわしさを堪能するために雑誌サイズの単行本とか出してもらいたいくらい。この先はメロディ買ってくからスクラップすればいいのか
話を戻します。
積ん読なりにパラパラめくったのが『月の子』です。内容ざっと覚えてるし、でもまあ以前読んだときはあんまりピンとこなかったんですよね（清水先生ごめんなさい）。
それが今回、油断して余裕ぶっこいてちょっとめくったページを見て驚いたのが。
アート「夢を見たんだ。オレがおまえを殺すユメを」
ベンジャミン「いいよ。殺しても」
ギャー！ 薪さんじゃん！！ 見た目も青薪に似てるし
全然好きでもなんでもない渡辺淳一が、『失楽園』で愛し過ぎて一緒に（積極的に）死ぬふたりを書いて、『愛の流刑地』で愛し過ぎて殺す・殺されるふたりを書いた流れ、好きでなくても理解はできました。その発想も、そういう人たちがいるんだろうなというのも。
清水先生すでに描いてたのになぜスルーだった自分。しかも渡辺淳一よりもっとずっとわかりやすい関係なのに。
そしてそこまでわかっててなぜ光を選ぶ青木……（結局ここに戻る）
読もうと思ってたのは漫画ばかりではありません一応。
職場には自宅よりでかい書棚があるのですが、何年か前に仕事で使うので公費で買った本のうち、結局内容が予想と違ったり一部しか使わなかったりしたものから、いかにもなやつをちょっと持ち帰ってきておいたのでした。
プロファイルは手を伸ばせば届くところに常備してある参考文献。その隣は井辻朱美の歌集で、左端の本と一緒にネタ本です。
あいだの５冊が職場から。『ゲイ・カルチャー〜』はエッセイですが、残りは完全に専門書（研究書）です。すごいですよね「腐女子の心理」を研究してる人がいるんですよ（しかも「腐女子」って一発変換できないし「婦女子」しか出ないし）。
連休のあいだに少しでも消化したい（←読むのめっちゃ遅い人……薪さんにバカにされる）。
明日は獣医が帰ってくるので、宇野さん（猫）はカテーテル突っ込まれて入院かな……ううう。
岡部さん（猫）は復活しました、ありがとう元気になってくれて（号泣）。顔も汚れてるしやせすぎてフェネックのようになってますが、「ミルクくれ」と騒ぐ元気な岡部猫で締めます。さあミルクの時間だよ〜！
