雑種のひみつの『秘密』

清水玲子先生の『秘密』について、思いの丈を吐露します。

メロディ2019年6月号

こんばんは。

みなさま お元気ですか。あまりお元気じゃない方のほうが多いのでは。とお察ししております。

 

今日、メロディ買いに行けないかと思いました。がっつり10連休で(しかも引きこもり)そもそも普段からあまり出勤してないのに、世間様に申し訳ないほど好き勝手生きてるのに、肝心なときに動けないってどういうことでしょう。

隣街の本屋、調べたら24時までやってるそうで、21時過ぎに買いに行けたのですが、そんな時間に働いてるレジの人のところへ第九コスプレのワイシャツで雑誌を持っていくのも気が引けてしまって。改元連休くらい夕方4時とかで閉めてもバチ当たらないんじゃないかなーと(そうでない恩恵を受けながら)思ってしまいました。

 

さてそんな話はどうでもいい。

買ってきて読んだのですが、なんかよくわからなくて(←出た読解偏差値30くらいの低さ)。連載を追いかけるのって、こんなに「わからない」作業なんだ、と驚いています。ついに去年の12月号から引っ張り出して順番に読んだのですが、6月号の読解力はさっぱりあがりませんでした。

 

わからないなりに引っかかった点をまとめていきます。たぶんネタバレです。わかってないくせに無駄に長いです。

・8巻、7月5日。鈴木さんの誕生日にこんな不穏な巻を、いつもと違って前半だけなんて。あの初回のカラー扉がカバーになったらどうしよう。っていうかたぶんそうでしょう。ここですでにいろいろ苦しい。そしてあのー先に8巻出すってことは、この苦しいお話、たぶん長いんですね……。

・扉。「美しさ、その稀有なる存在」って、は?? 薪さんが稀有なのは(わたしにとって)「美しい(理系の)天才」だからであって、ただ美しいからではない。美しいだけならよその漫画にもいっぱいいるし(←いやそんなことはない、どのクチでそんなこと言うかな自分)天才なだけならパタリロボヤッキーでいい。両方そろってるから稀有なの! このコピー書いたやつ誰だ薪さんの本質を全然わかってない(ひとりで怒っています)。

・そんでスーツもネクタイも白いので意味不明なコピーと合わせて結婚式かと思いました。今だったら「やめてください」って言います。って相手はアイツ限定かい。

・「うち1つ脳組織が取れる」すごいなただ埋まってて白骨化してるのにMRIで見られるの! いつのまにそんな技術が。

・眠れない光を見て若かりし薪さんを思い出す青木(たぶん)。そしてそうなんだろうな、と思ってる薪さん。なんなのあんたたち、腹が立つくらい思いあってるっていうのに。

・その回想、目隠ししてた頃ですよね……当時薪さんが何を聞かれることを恐れていたのか考えただけでお気の毒(でも何を恐れていたのか結局全然わかっていないオリエ)。

・青木はやっぱりわたしよりは薪さんのことわかってるんだな(いろんな意味で落ち込みます)。

・「反対じゃないですか?」いやあのすみませんちょっと感動しました青木の心根に。薪さんが好きなのはこういう青木だからなんだよきっと……。もう仕方ないねそこは。しかもここの青木、表情もよかった! それでつい、「仕組まれた誤解」なのかと思って1回目から読み直したんですけど。でもどう考えても神父のことは殺してるので、青木の姿勢が正しいとしても光はやっぱり犯罪者だ。人を殺してる以上落とし所としてはアッシュみたいに死んでもらうしかないよね、とそこは心配してません。

・で、犯罪者であることが確実ならば、「もうひとつの面」を考慮に入れる意味がわからないんですが……青木だって無罪だと思ってるわけではないっぽい。情状酌量しろってことなんでしょうか。『ザ・セル』の子供の頃に虐待されたらしい刑事の、「虐待された子供がすべて犯罪者になるわけではない、そんなの絶対認めない」みたいなセリフを聞かせてやりたい。

・光に薪さんを重ねて見て、この子をなんとかしてやりたい、と(軽々に)思った青木、自分のその言葉で結果的に薪さんを責めたことになりひどく傷つけたと気づいて焦る。と解釈しておきます。ここの流れ嫌いじゃない。

・……青木が泣かせた……。って別に初めてじゃないか(たぶん)。

・荷物持ってる薪さん珍しい。

・「じゃあなんで帰っちゃうんですか」って、捜査だ事件が入ったんだって言ってる薪さんに向かってその反応意味不明。しかも前回「何故わざわざ」来たのか不思議がってたくせに。

・青木は明日仕事ないんでしょうか有休とるつもりなんでしょうか。デートしたいのかこの微妙な雰囲気のあと、こんなおっかない上司と。自分があんな顔させた憧れの人と。

・「おまえ光を里子に迎えろ」これで手紙の返事は一生もらえない、と思いました。でもまあ読み進めたら「捜査」の一環だそうなのであとのことはあとで考えよう。このへんから急激に青薪の不穏な雰囲気が薄まった感じがしました。捜査にかかると薪さんが冷静になるからでしょうか。っていうか事件を前にしてそもそも「青薪」感が薄まるからでしょうか。事件そのものはどんどん不穏になっています。

・薪さんが謝罪したー! でも確たる証拠さえ出ればいいよね。

・「時期尚早」西崎先生、だったらそもそもなんで光を面談に連れてきたのか。地味に真剣にイラっとしました。今まで観察できてなかったってことはないはず、薪さんと青木にあんな目隠しの寝言のこと思い出させておいて。この人の仕事なんなの「養護施設の」「付き添いの職員」って。光の脅しがなくても辞めていただきたい。そんで「里親一家に何かあったら」って、なにそれあんた何を放棄しようとしてんの……。

・「ホントに何もかもデカイ奴だなっ」いやだからわざとでしょこのセリフ清水先生。ごちそうさまです。って「心」だよね薪さんが考える青木のデカイもの??(←言い方) ただわたしは個人的に、薪さんのほうが小さいのに手足がでかいのがエロくていつも気になっています(すみませんほんとすみません)。

・里子=捜査、としたことでいつのまにかいろんなことが集約されつつある。

・青木んち……豪農……??

・裏表紙裏、次回巻頭カラーだそうです!!

 

以上です。

ふたりに共通理解ができて歩み寄ってだいぶ気持ちが通じあってる感じがするので、わたしの気分は前回よりはるかにマシです。まだ前回の青木のバカさぶりが回収されてませんが。さらに今後本当にひどいことが起きそうな予感だけは払拭できませんけど。

 

 

最後に。

今朝起きがけに足がつりそうになってですね。ああ足つったことあったなーということを思い出してですね。ベッドの中で猫を抱いたまま不謹慎な妄想をしました。

速報によるとどうもメロディを読んだあとでは書けなくなりそうだったので、薪さんが足つる話(←なんなの)を、本屋に行く前に大急ぎで仕上げました。青木がちょっといい思いしてるので、落ち着いたらそのうちあげます。

 

最後の最後に、我が家のワンコ青木(仮)をあげておきますので和んでください。

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