こんばんは、現在 楽天がマラソン中です。毎度のことですがここで猫用品を月イチで10店舗なんか軽く買いだめするわたしは、物置の在庫を確認して子猫の成長速度やおとなのカリカリだの猫砂だのの消費スピードを計算し、ピリピリしながら買い回りしております。
今日はほんとは出勤日だったんですがいろいろ限界だったので、サボってダメ社会人兼自宅待機家事人間をやってました。職場からの電話で起こされて「無理です」と切って猫抱いて二度寝しました。わたしが倒れて困るのは勤務先ではなくにゃんずなので!
調子の悪かった岡部さんです。だいぶ復活しました。
当初でかかったのにミルク飲んでくれなくていまでは小さいほう。顔はゴツいです。
さて、調子のいい話をしたいと思います!
わたしは週1で、東京在住の某大企業に勤めるロシア系アメリカ人にスカイプで日本語を教える、という微妙に複雑なバイトをしています(職場では副業は禁止されていません)。
もう5年ぐらいやっていまして、最近は言葉を教えるというより、いろんな話題について会話をしながらそれにまつわる表現と日本社会の現状を教える、という感じなんですが。
今週そのバイトで、ゲイのセックスの話になりました。
話題はたいていあっち側が持ち出して、わたしが表現を確認しながら補足していく、という感じです。昨日は差別の話から始まり、ゲイは人種とか年齢とかと違って差別の縮小が劇的に起こった不思議な人々である、という話になりました。
具体的な情報:ゲイの結婚?を認めるかというアメリカの世論調査(?)
1920年代 11%
現在 70%
ちょっと出典も不明だし、100年前に1割の人が認めていたというのも信じがたいのですが……ここは補足資料としてそれ以上突っ込まない
その後
「アメリカの学校では宗教の問題もあるので、ゲイのセックスについて教えない」
と言われまして。てっきり、ゲイの生態というか性癖というか(語彙に問題がありますが真面目な話です)そういうことだと思ったら、ゲイがどのようにセックスをするか、ということを教えない、という意味だったので、ぶっ飛びました。
そりゃ教えねーだろ! っていうかなぜそこを疑問に思った……
バイトの相手は控えめに言っても天才です。ロシアにいた若かりし頃はチェスのチャンピオンだった人なんです。よって彼の話の内容は、常に至ってまじめです。
だからわたくしも大真面目に会話しましたよ。「日本のオタクはゲイのセックスにくわしいよ」って……。
※ オリエはくわしくありません、オタク一般の話です(自分が該当すると思われた方、流してくださいすみません)。
彼の言う意味は「HIVがあったからセーフセックスを教えるべきだという考え方が出てきた」みたいな話でした。それでもなぜ差別問題からそんな話になったのかあとから考えるとよく覚えていないのですが、いずれにしてもわたくしまさか、そうでなくてもナマで中出しすると(←ギャーすみませんすみませんせめて小さい字で……)ハラ壊すそうですよ(←今年の2月くらいに知りました)、とはさすがに言えなかったです。
さらっと説明しても(なぜ日本のオタクがゲイのセックスにくわしいかということを)わかってもらえなかったので、「例えばコナンっていう漫画があってね、これに憎み合ってるFBIと公安のスパイがいてね、原作ではただ憎みあってるだけなのに二次創作ではまず間違いなく恋人同士扱いになってるんですよ」と、知りもしない(←)コナンのことを、具体例として力説してしまったです。
もちろん公安の話なんかしながら頭の中では、薪さんのことを考えていました(すみませんほんとうにすみません)。わ……わたしの感覚では、薪さんはゲイじゃないんだけどな……(はあ?!と思われた方、こっちでも一応謝っておきますほんとすみません)、「性別 薪さん」「性的嗜好 薪さん」のジェンダーフリーという扱いです(わーごめんなさいごめんなさいゲイに他意はありません薪さんにはあるかも(←←))。
なぜ具体例が公安だったかというと、他の例を知らないからです。 だからといってコナンを知ってるわけではなのだが ←しつこい
わたしの中では理想の男性の一形態であるパタリロですら、BL漫画ではなく天才パタリロについての漫画、という位置付けになっています。パタリロの世界ではパタリロ以外の男性はほぼもれなく男と付き合ってるのに、パタリロを含む登場人物の誰もそれを気にもせずスルーなのがすごい。って話それた
※ あっ パタリロと薪さんを同列で語る意図は皆無ですすみません、本日謝ってばかりですがほんとごめんなさい
ついでなんで、日本における二次創作をめぐるコンテンツのありかたと著作権の問題とか、著作権法改正のときにそれが話題になったこととか、などの話も展開して、バイトの会話がゲイのセックスで終わらないように気をつけました。
相手には感心してもらえました。変な汗かいた。
自分で力説しておきながら、日本のオタクの底力を知った思いがしました。
以上、異論は認めますがあくまで個人の見解のご報告でした。