こんばんは。
清水先生のお誕生日ですね。還暦おめでとうございます。わたしがもっと気が利いて、というか洒落っ気があって体力とか余裕とかあったら、サーモンピンクの編み込みセーターを送ったのに。といま思ってます。
そもそもどこで買ったらいいのかわからん。服はもう何年もまともに買ってないうえに、それ以前からすべて通販だったのでお店で買ったことない。自分が着るわけじゃないからまさか数千円のものでいいわけがないし。薪さんのアレはもともとナースの、たぶん高校生くらいの娘さんのだったから、どこかのティーンブランドかもしれないですね。
ところでメロディ2023年4月号によると、今年も清水先生関連の企画はなさそう……これはもはや、先生ご本人のご意向なのかな涙
さてやってないことを嘆いても仕方ない。今日はもう一個ネタがあります。
先日、3月8日放送の『NHKラジオ まいにちロシア語入門編』を聞いていたときのことです。
ロシア人はお金持ちでなくても多くがダーチャと呼ばれる別荘を持っているのですが、「ロシアやロシアの人たちのことをお話しするコーナー」で、それが話題に上がりました。
以下、会話の書き起こしです。
講師:ロシアでのダーチャの思い出はありますか。
アシ:子供の頃、家族とダーチャで野菜や果物を育てていました。 時々バーベキューをしました。とても楽しかったです。
講師:それは楽しいでしょうね。ロシアのバーベキューは30センチほどの串を使う串焼きのスタイルで、肉やお酢などに漬け込んでから焼きます。これもダーチャでの楽しみのひとつです。
ロシア語でバーベキューは何といいますか。
アシ:シャシリクといいます。
講師:シャシュリークにはどんなお肉を使うんですか。
アシ:シャシュリクを作るときには、豚肉と、牛肉と、ラム肉も使います。肉だけではなくて、シーフードとか、例えばホタテもよく使います。
講師:シーフードも美味しそうですね。
シャシリクが出たよ。ロシアにもあるのか。
それで検索してみたところ、おもしろいものを発見しました。外務省の、「「中央アジア+日本」対話・第10回東京対話」という企画?のサイトです。そこに「森薫先生執筆「みんなで作ろう!中央アジアクッキング」」というページがありました。
タジク(国)・カザフ・キルギス・トルクメン・ウズベクの料理が紹介されています。
企画は2020年11月。基本的にキリル文字なのね。
上のページから入ってもらえばいいんですが、シャシリクはこちらです。カザフの草原とか、なんか馴染みがないのに薪さんを通じて懐かしいという妙な感情が。
たまねぎとスパイスに漬け込んだ肉を焼くだけ。これはやればできそう。でも竹串だな。
金串じゃ手に持って食えんよな、と思うんだけど。あっついだろ。韓国の金属の茶碗とか、熱いスープを金属のスプーンで食べるのとか、あっつかったよ(語彙力)。それが金串を炭火で炙ったんじゃ絶対無理じゃん、と思ってしまう。
金串に刺して炭火で炙ってる写真はいっぱいあるんですが、山の形に盛ってるものは見当たらないので、あれはタジク(人)の演出なんでしょう。
んでこのシャシリク、ウィキペディイアによると、起源はカフカスのケバブだそうです。
そうだろうとも! 似てると思ってたんだよ。
ついでですがタジキスタンの料理としては肉まんが出てます。
なおこれらの料理は中央アジアに基本的に共通で、各国代表に分担して作ってもらったというようなことが最初ページに書いてあります。つまりシャシリクはあのへん共通の料理で、ロシアもその延長ということですね。
カザフ人は「狼の次にたくさん肉を食べる」と自ら名乗るほど、肉好きだそうです。上の外務省のサイトを拝見する限りでは、中央アジアは多かれ少なかれそんな傾向がありそうです。